2011/11/03

那須岳(スダレ山~三本槍~朝日岳)

10月30日

本日は那須岳を登ることになっております。

(昨日のお話はこちらからどうぞ。)

5時30分起床。
朝焼け&日の出が綺麗だったが、写真を撮る前に曇ってしまった。Orz

今朝のご飯は、うどん+鶏肉団子+葱+小松菜+茹で卵
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7時に、ツイッタの雪クラスタ、Fさんと合流する。(Pちゃん、gちゃんは初対面)
私の車をそのまま峠の茶屋に置いて、F号で北温泉へ。

今日の計画は、北温泉から中の大倉尾根を登って、
三本槍、朝日、茶臼と回って、峠の茶屋に下りる計画。
車2台あるとこういう周回ルートがとれるのがいいですね♪

紅葉目的でしたが、冬にBCに来るためには、
中の大倉尾根の偵察を一度しておかねばと思ってたので、
丁度良かったのでした。

北温泉にFさんの車をデポして、出発。
北温泉初めてですが、ものすごく風情があって大感激。
帰りに入る予定なのでとても楽しみ♪
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紅葉がよい感じ♪
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中の大倉尾根に乗ってから、スダレ山までは、
景色はいいのだけども、路面が人工的でなかなかしんどかった。
まあ那須は観光地だからしょうがないか。
これで景色がなければテンションが下がってアウトだけど、
幸い、曇りだけど視界は360度開けていたので、
景色を励みに登ります。

山ガール風。w
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まあ、私とFさんはといえば、
こっちの斜面を見ては「あそこからこう滑れないかな(*´д`*)ハァハァ」とか
あっちの斜面みては「あの尾根(・∀・)イイ!今度行ってみよう!(*´д`*)ハァハァ」とか、
バックカントリーボーダーの目でしか斜面を見ておらず、
残りの2人に「またかよ、もういいよ」って感じで見られてたわけですが(^_^;)

スダレ山から三本槍へ向かうと、朝日のほうからの縦走路にぶつかり、
一気に登山客が増えました。
三本槍直下の急な階段を、トレランやってるFさんは
マジで走って登って行ってしまったが、我々はひーこら言いながらやっと到着。
さすが百名山、たくさん人が居ます。

山頂で記念撮影して軽く休憩してすぐに出発。
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この頃からFさんがいい味を出し始めますww
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能見曽根1900ピークでお昼ご飯♪
私の食事は基本的に朝と同じ(うどんと素麺の違いなだけw)
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食後、天気が悪くなりそうなので早めに出発。
ひょんなことからピータンとポンチョの話が出て、
Pちゃんの呼び名はピータマに、Fさんはポンタマに変更。w
のちにポンタマは「ぽんちゃん」にさらに変更になって
皆の結束が強くなっていきましたw
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朝日と茶臼。
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朝日岳に向かってる最中に、ついにポツポツ降ってきちゃいました。

コルの所で雨具を装着して、朝日岳へ。
小さな(小さくなった?)雪だるまがいました。
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朝日へ一登り。
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記念撮影したら
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そのまま一気に下ります。

皆色使いがお揃いなんだよねえ。私だけ全身赤だった。(悲)
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地面が粘土質なのでズルズル滑る~。
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雨なので茶臼はパスすることにしました。
水墨画みたい~。
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無事に峠の茶屋到着。
私の車で北温泉へ降ります。

わくわくの北温泉♪

うわーきれい♪
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入浴は700円です。
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お風呂は、男女別のお風呂がそれぞれあり、
混浴の露天が1つあって、庭先に混浴の温泉プールがあります。

建物は相当古いらしく、年季が入ってて廊下は黒光りしてる。
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ネコが建物内に2匹いるのが私にはヤバかったのですが、大丈夫でした。ほっ!

女湯。
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鉄分の多い透明なお湯です。
問題は、水道とかシャワーがないこと。
もちろん石鹸やらシャンプー類もない。
なので、またもや持ちよった石鹸やらシャンプーを使って、
温泉のお湯を汲んで洗い流します。(石鹸類の使用は可能らしい)

その後混浴露天を見に行ったのですが、おもいきり男子風呂と化していて、
オッサン裸ばっかりでしたw さすがの私も入る気がせずw

ぽんちゃんがプールに居るのが見えたので私も行ってみたのですが、
別のオッサンがやたらと泳いでいたので入る気になりませんでした。ちぇっ!w
↓向こうのほうで携帯片手に「温泉なう」やってるぽんちゃんw
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温泉プールの横に男女別の小さな内湯↓がありました。
温泉プールがぬるめなので、体を暖めるらしい。源泉はかなり熱いです。
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よい温泉でございました。ヽ(^o^)丿
湯治湯らしく自炊場などもありました。
もちろん宿泊も可能。(私にはムリだけど<ネコOrz)

駐車場のところから見える「駒止の滝」
こりゃー2週間前はきれいだっただろうなぁ。
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その後、那須ICへ向かう道の途中にあるイタメシ屋に寄って、晩御飯を食べて解散。
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東北道が大渋滞してたので、4号線を通って帰ったら、
なんだかすいすい帰れて、結局4時間で都内到着。

楽しかったなぁ♪
ご一緒してくださったピータマ、gちゃん、ぽんちゃん、有難うございました。ヽ(^o^)丿
次回、那須に来るのは雪がついた時かな~。
早く雪降れ~♪ヽ(^o^)丿
2011/11/03

武尊山

先週末は「百名山つまみ食い」みたいなことをしてきました。
土曜日は群馬の武尊山に登り、その後そのまま栃木に移動して、
日曜日は栃木&福島の那須岳を登ったのでした。


10月29日(土)

本日は群馬にある武尊山(ほたかやま、2158m、百名山)へ。

朝5時30分、練馬区内集合。
今回のメンツは、Pちゃんとgちゃんと私の3名です。
関越は結構車の数が多くてびっくりでした。

8:16、登山口の川場野営場を出発。
9:04、前武尊への分岐に到着。
どっちから行っても前武尊に着くけど、
左回りは岩場(破線)コースでCT1時間余分にかかるらしい。
右回りはふつうの稜線コース。

当然左を選びます。w

途中涸れた川の徒渉がわかりにくいって書いてあったけど、
確かにネットの情報知らなかったらちょっと焦ったかも。
下流10mぐらいのところに道が繋がってた。

その後はグイグイ高度を上げていくと、次第に岩っぽく♪
段差の大きな木の根道とか岩場が大好きなのでテンションが上がる。
天気は快晴ドピーカン。
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9:50、不動岳あたりでいったん休憩。
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その直後、親子4人連れに会う。
子供が「怖いから行きたくない」と渋っている。
それを励ます両親。
しかし、小学校低学年連れてくるにはちと厳しいんじゃないかなこのルート。
聞けばロープはあるというが、ハーネスは持ってないらしい。
危ないから無理しないように言い捨てて追い越したけど、どうなったかなー。

そこからまた岩+木の根ミックスで直登な感じでグイグイと標高を上げて、
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最後は笹原の中をロング直登でまるでアイゼントレ。w
でも空は青いわ、木の実は赤いわ♪
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最高の景色が見えるし♪
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ふくらはぎを苛酷に苛める道を登りきると、
11:13、前武尊に到着。休憩10分。
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そこから「頭の●げたおじさん」(前武尊からはそう見えるw)みたいな剣ヶ峰へ。
熊笹が雪の重みで倒れた状態で登山道になってるので滑って通りにくい。

11:49 剣ヶ峰到着。
剣ヶ峰には巻き道があるが、当然直登ルートを行くでしょう♪
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上部はナイフリッジになっており、なかなかの高度感。
そこから見るとまだ山頂まではかなりある。。。
(↓一番左のポコっとした山が山頂)
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いろんな登山者に「どこから来た?」と聞かれたけど、
どうやらいろんなルートがあって、スキー場からだとCT7時間とか
もっと短いルートもあったらしい。
あららごめんなさい。(^_^;)

武尊行くなら鎖場通る以外あり得ないと思いこんでた為、
CT9時間半のルートをとってしまったらしい。w
Pちゃんがバテてるのでちょっと気の毒なことをしたが、
ここまで来たらもう行くしかない。
帰りはヘッデン覚悟です。

12:55、中ノ岳。
ここらあたりは湿地帯になってて、水が湧いてる。
水を汲んでると、高校山岳部女子の生徒たちが来て、
色々話して面白かった。
「なんで山を登ってるんですか?」って聞かれましたww
「じゃあ貴女達はなんで登ってるの?」と聞いたら
「だって強制なんです。」となw
「そりゃ山岳部だから山登るのが部活でしょーがw」と言ったら、
「入りたくないのに騙されて山岳部に入って無理やり歩かされてブーブー」
と、ホッペタ膨らませて愚痴を言ってて、可愛くてしょうがない♪
「おばちゃんもそうだった。年とったら山の魅力がわかるよ。」って言っておいたがww

山頂手前に日本武尊(やまとたけるのみこと)の御本尊があった。
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ちとデップリしておられますのぅ。(^_^;)
自分的には胸板の厚いサーファー体型か背中の広いクライマー体型が好みなんですがw
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御本尊を過ぎて、13:24、ついに山頂へ。ヽ(^o^)丿
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さすが百名山だけあって人がたくさんいる。
スペースを探して、結局広場中央らへんの地面でご飯タイム。
時間がおしてるが30分だけ時間をとります。

ご飯を作りながら、無線で谷川岳馬蹄形縦走中のツイッタ仲間と交信。
まだ会ったことのない雪山クラスタのお二人と話すことができて嬉しかった♪
食事が終わったら、恒例のTシャツ撮影&3人で集合写真。
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14:15位に出発。
帰りは「登り以外は出来る限り高速下山」ということで、
急ぎ足で降りるんだけど、アップダウンあるから、登りはスピードでません。(^_^;)
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それでも1時間で前武尊に戻ってきた。Σ(゚Д゚)
そしてそこから1時間半で降りてきて、16:44、無事に駐車場に到着。
もちろんヘッデンは使わず♪
やればできるやんヽ(^o^)丿

本日の消費カロリー2940Kcalとあるけど、
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私達は1時間α+のコースだったので、
間違いなく3000Kcalよりは行ってるね!と大喜び。
毎日2000Kcalぐらいタップリ摂取しても、
毎日ここ登れば絶対痩せるぞ~w ヽ(^o^)丿

この後、那須に移動します。
温泉も那須で入ることとし、
沼田まで降りて、高速で北関東道、東北道、そして那須へ。
これが思ったより遠くて、途中かなり眠くて危なかった。(^_^;)

gちゃんが夜おそくまでやってる温泉を調べてくれて、
湯本の花屋ホテルの外来入浴へ。
400円!やすっ!
しかしシャンプーリンス石鹸の類がない。
ので皆でお互いのものを持ち寄って使う。
とてもよい硫黄泉でした。ヽ(^o^)丿
(ホテルHPより写真いただきました↓)
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風呂後は、コンビニで買いだしして、峠の茶屋へ。

晩御飯は豆腐、鶏肉団子、ネギ、小松菜で、煮込み豆腐。
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東北ホップ100%のサッポロビールを飲んだけど、
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もう1つのワインのカクテルのやつは飲めずにお持ち帰りした。
(眠くてダウン)

星がおそろしく綺麗な夜で、東京育ちのPちゃんが
「プラネタリウムみたい」って言ってたのがウケましたw
想像より暖かい夜でした。
22時半就寝。おやすみなさい~♪

登り 5:08 CT 5:45 CT比 89%
下り 2:30 CT 3:45 CT比 66%
全体 8:08 CT 9:30 CT比 85% (昼食休憩30分まで含んだ全行動時間)
2011/08/31

谷川岳(トレ引率)

8月27日(土)

ボラメンの女子3名を連れて谷川に行ってきました。
当初は前夜入りで日光白根にする予定でしたが天気悪く行き先変更。
日帰り谷川にして当日の始発で集合、私の車でGO。
こんな天気だけど関越は結構混んでました。

ロープウェイPに停め支度。
ボッカ量を調整します。
Pちゃんは10kg(うちボッカ水2kg)
Nちゃんも10kg(うちボッカ水4.5kg)
体調イマイチのTちゃんは4~5kg(荷物は一部Nちゃんがボッカ)
登山届を出して、厳剛新道へ。
あいにくの天気でまったく山も壁も見えません。

厳剛新道からの登り。
普段だと風が通るマチガ沢ですが、
あいにく霧雨シトシト無風状態だったので、
熱中症になりそうなメンバーも出てきて、
途中でボッカ用の水(谷川の水道水=冷たい)を
頭から全員にジャブジャブw
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これで一気に蘇ります。

途中、心拍数を測ったり、
Pちゃんの水を2リットル抜いたり、
Nちゃんの水を2リットル抜いて、
Tちゃんに1リットル追加したり、
などと小まめに調整。
3人全員にとってトレになるような、
待ち時間のない山行にしたいので
速度&荷重調整でなかなか頭を使いますw、

岩&鎖場。
濡れた蛇紋石は滑って怖いです。
慎重にお願いしました。
(つか、トレランシューズだった自分が一番怖かったw)
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ラクダのコルまで出てタイム計測。
CTより早いので皆大喜びw
その調子で頂上まで頑張ってもらいたいです。

ここからはお花がまだだいぶ残ってて癒されます。

ワレモコウに蜘蛛の巣
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ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)
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タテヤマアザミ(立山薊)
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写真は載せませんが、ほかに
ヒメシャジン、タテヤマウツボグサ、ミヤマコゴメソウ、ハクサンフウロ、
ウメバチソウ、トリカブト、オオバキスミレ、イワショウブなど。

これ何ですかと質問を受けて家に帰って調べると、
なんとミズナラの葉に出来た虫コブなんだって。
へえ。実かと思って食べそうですw
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尾根上も相変わらずガスがかかってます。
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岩場が終わるとNちゃんのスピードが出過ぎるので、
Nちゃんを止め、ザックに岩を2つ追加。
2kgぐらいですが、虐めてるみたいな気分。w

そして無事にトマ到着、
写真を撮ったけど混んでたので、すぐにオキに移動。

オキに到着後はまずはご飯を食べることに。
のんびり食事したのち、Tシャツ記念写真を撮りました。
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肩の小屋を経由して下山することに。
途中、一部ガスが切れて部分的にではあるが見えてきた。
オキから見るトマ。
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初めて来た2人が「うわぁ、すご~い」と何度も言うのに癒されました。
何度も登ってると風景に慣れちゃって無感動になってきてるけど、
感動してくれる人がいると連れてきてよかった、と思う。

オキを振り返る。やっぱこの東尾根は登ってみたいなぁ。
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下りはじめたらどんどん晴れてきた。(ぉい)
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オキとトマ。また来るからね~♪
(つか、今度こそ滑りに来たい)
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帰りは西黒から降りて、温泉(湯テルメ)に入ってそのまま直帰でした。
渋滞なくてよかった♪

御一緒していただいた皆さんありがとうございました。
2011/02/26

朝日岳~茶臼岳(厳冬期)

土曜日に日帰りで那須連峰に行ってきました。


5時半ごろ都内を出発。
東北道で那須ICまで。
那須湯本は大丸(オオマル)の公共Pに車を停めたのが8時半位。
車が揺れるほどの風に完全に戦意喪失しながらもシブシブと準備。

大丸Pにはきれいなトイレ(紙もあり)があって、
その前には登山ポストがありますが、
用紙や鉛筆類は風で飛ばされたのか無くなっていました。

9時頃、やっとこさ出発して、まずはロープウェイ山麓駅を目指します。

その途中、私を追い抜いて行った、すらっとした健脚の男性がいました。
実はこの人こそが、この日、私をガイドしながら一緒に登って下さることとなる
「那須の師匠」(と勝手に命名)ことNさんだったのでした。
しかしこの時点ではまだそんな展開になるとはわかってないので、
私の頭の中には「青い上着と赤ザックの人=青赤氏」の印象でインプットされましたw


ロープウェイ山麓駅到着。
ロープウェイは冬は動いてないらしい。
その先に峠の茶屋がありますが、これも閉鎖中。

峠の茶屋の先の登山指導所には登山ポスト+登山届の用紙、鉛筆も備えてありました。

峠の茶屋からは茶臼岳への直登の足跡があったものの、
登山ルート通り、峰の茶屋に向かって登山道を歩いて行きます。


すると、神社の橋を渡るあたりで、2名降りてきた。
「早いですねえ」というと

「すぐ上の稜線で敗退してきた」という。

なんでも、風で飛ばされて全く歩けないらしい。


まじっすか!?Σ(゚Д゚)


まあとりあえずそこまで行ってみよう。
ダメなら温泉温泉♪

すると、その上のちょっと上がったところで、
今度はソロの女性とすれ違う。

「どこまで行きました?」と聞くと、

避難小屋まで決死の覚悟で行ったがそこで敗退。とのこと。

この方は何度も那須に来てるらしく、
今日の風は異常!ありえん!と言われました。


そこまではアイゼンをつけないで歩いてたのですが、
3人もの人がそんなことを言うならこりゃ本物だろう、と。

飛ばされるのが怖いので、急遽アイゼンを装着し、
いつでも耐風姿勢をとれるようにピッケルも出してきました。


そして上の稜線に向かって登ってると、また2人組が降りてきた。

避難小屋手前300mまで這って行ったが敗退。らしい。


こりゃもう今日は避難小屋まで行ったらヨシとしよう、と覚悟を決める。
そのあとは温泉温泉♪

そして稜線に登ってみれば、確かにすごい風だ。

風に交じって時折小石や砂利が飛んでくる

できればゴーグルがほしい。(ザックの中にはあったが装着してなかった)
左目に何か砂が入ったみたいで痛い。
が、歩けなくはないから、まあ風速20mといったところか。

一人追い抜いてさらに歩いていくと、さっきの青赤氏がいた。
どうやら、先ほどの茶臼への直登のトレースは彼だったらしく、
茶臼を直登していたが、あまりの風に飛ばされそうになって、
一般ルートに降りてきた、とのこと。

とりあえず避難小屋目指して行くことになった。
青赤氏はやたらと詳しいので、頼りになる。

小屋手前の最後のトラバースのところが、小屋手前としては最大難所らしい。

風が休まず吹きつけてくるから一気に渡りきれ
との指示。

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了解!って、渡り始めたけど、まぁそりゃすごい風でのトラバース。
雪がいい感じで締まってて、アイゼンも効いてるし、ピッケルも刺さるからいいけど、
シャリシャリに緩んでたり、ブルーアイスだったりすると、こりゃ~ちょっと怖いなぁ。

そして、ヨレヨレになって小屋前にたどり着き、小屋の風下で一息つく。
息できないぐらいの強い風なので、文字通り、一息つく感じ。w

いや~、那須、侮るなかれ。
(写真はまるで春山に見えるかもしれませんが、雪がないのには2つの理由があります。
風が強くて飛ばされるのと、活火山のため地熱があり、地面に接した側から融けてくるためです)

テルモスのお湯を飲みつつ皆さんの話を聞いてると、

「風、今日はまだ大したことない」だそうで。(笑)

普段どんだけ風強いねん!ヽ(`Д´)

しかし、皆さん「大したことない」わりに、弱気なのかw、
茶臼に行く人ばかりで、朝日岳方面に向かおうという人がいない。

茶臼岳。山肌に穴が至るところにあいてて、湯気もうもうw
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うーむ。どうするべ~。と思っていると、先ほどの青赤氏が、朝日岳に行くと言っている。
さっきは避難所までと思ってたけど、到着してしまえば欲が出るもんですねえ。
三本槍はムリでも私もやっぱりできれば朝日岳までは行きたい。

ということで、即席パーティ結成。
青赤氏が私を朝日岳まで連れていってくださることになりました。
なにしろ青赤氏は何度も来てるらしくやたらと詳しい。
心配していた剣ヶ峰のトラバースも、あそこは風受けないから大丈夫、と言いきってたし、
この人についていけば安心、という直感的な信頼がありました。
(普段、滅多に即席でパーティ組んだりはしないんだけど。)
(ここからは青赤氏→師匠と呼ばせていただきます。)

そして小屋から気合を入れて一気に飛び出します。
剣ヶ峰の麓の赤い看板までのわずか50m程度。
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ここが那須岳で死傷者が続発する最大の難所らしく、
ジェットに近い気流の通過場所らしい。
何人もそこで飛ばされて落ちてケガしたり亡くなったりしてるそう。
(風は左から右に向かって吹いている)

しかし、日頃の行いなのか、天気予報が正しいのか、
明らかに早朝に比較すると今は風が収まってきており、
途中、よろめくことはあっても、飛ばされるということはありませんでした。
よかったヽ(^o^)丿!

そのあとは、剣ヶ峰のトラバースです。
他人がトラバースしてるのを見るとすごく怖いのですが、
自分が渡ってみると、雪がしっかり締まっており、集中してるせいもあって、
あっという間に終わりました。
(しかしここ雪が緩んでたら怖いだろうなあ。。。)

この写真は、登山道の下のほうから剣ヶ峰と恵比寿大黒岩を撮ったもの。
剣ヶ峰の大きな雪面をトラバースして右に向かっていきます。
右側にある岩2つのうち、△の岩が大黒様に似てて、細長いほうが恵比寿様に似てるから、
そういう命名になったらしい。
ちなみに恵比寿様&大国様というのは、「二人あわせて招福、商売繁盛」の商い神だそう♪
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そして、恵比寿大国岩を右から巻いて、少し正規ルートを外してプチバリの開始。
正規ルートはもう土と岩が出まくっているので、雪の残っている斜面を使って
岩峰を巻きながら登ります。

師匠、意識してゆっくり歩いてくださってるのですが、
時折、私の呼吸を整えるために休憩をとってくださり(情けない(^_^;))
その間に写真撮影をしたり、いろんなお話を伺いました。
師匠、地元というのもあり、季節を問わず82回も那須岳に登ってるらしい。Σ(゚Д゚)
そりゃ知りつくしておられるのは当然ですヽ(^o^)丿

中でもこの朝日岳東南稜の話は実に魅力的。
よく見るとミニ(剣)源次郎尾根ぽいのですw
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茶臼岳。右の白いピークが剣ヶ峰。
茶臼の裾に登山道が見えます。
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その後は急で狭いルンゼのトラバースがいくつか続きます。
このルートのトラバースは全体的に雪の付き方が薄いせいか、
1足ずつ分の幅しかなくて、ちょっと怖い時もあります。

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↑↓の写真は、帰りに撮っていただいたものです。
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歩いてるうちに既視感に襲われたのは、このルート、阿弥陀南稜によく似てるからかもしれません。

ルンゼの巻きが終わったら、コルに突き上げるのですが、ここもプチバリで、
せっかくなので、アイシーな急雪面を直登しましょう、と。w
途中、記念に撮影してくださいました。
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N師匠です。
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コルに出たらあとはすぐ。

朝日岳山頂方面。
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三本槍方面。三本槍はまた来るとして、今回めちゃくちゃ惹かれたのが、奥に見える白い美しく長い雪稜を持つ山々。
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師匠に聞いたら、流石、大倉、三倉の三山だそうです。
これはもうBCやる人ならすごい垂涎なんではないか。
(アプローチが大変らしいけど)

そして朝日岳山頂。
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師匠のおかげです。
一人だったらきっと不安で茶臼だけ登って帰ってたに違いない。
ちなみに、朝日岳は茶臼に比べると難易度がだいぶ違います。
茶臼は6本爪とかでも行けるかもだけど、こっちはムリ。
ピッケルもないとダメだし、できればメットもあったほうがほんとはいい。

道中、要所要所で色々お話しながら、のんびり戻りました。
帰りは恵比寿大黒岩に寄って、大黒岩の窓から向こう側を眺めたり♪
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そのままハイクアップして剣ヶ峰の頂上に出て、帰りは直登ルートで降りました。

そして避難小屋でお昼ご飯。
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そしてそのあとはまたプチバリしながら茶臼岳へ。
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茶臼岳はとくに地熱が高いので、積もった雪が中から融けていて、
でも表面は風が強いので硬くウィンドクラストしていて、
結果的に、積もった雪は硬い薄いスノーブリッジみたいになってます。
中が空洞の硬い雪を踏むと、グオ~、ギコ~という独特の音がして、緊張感があります。
那須独特の音というべきなのでしょう。

夕焼けに染まる本日のルート。
剣ヶ峰から朝日岳。
そしていつか登ってみたい朝日岳東南稜♪
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茶臼からは今度は完全なバリルートで駐車場まで。
とてもとても楽しかったです。
久しぶりに、1歩ずつ雪質が違うのを足裏で感じられて、
5感を使って雪歩きを楽しめました。

N師匠、本当にありがとうございました♪ヽ(^o^)丿
また那須にお邪魔するときはぜひ一緒に登って下さい。
那須バリの数々、とても楽しみにしています。ヽ(^o^)丿

帰りは、源泉「鹿の湯」に寄って帰りました。
すばらしいお湯で、44度にずっと浸かってましたが、
46度は30秒しかもちませんでした。(笑)
2010/11/07

高岩山

前日は表妙義主稜線縦走でした。<こちらをどうぞ。

朝、道の駅みょうぎを出発して、1区間だけ高速に乗り、
碓井軽井沢ICへ。
高岩山はICからよく見える、お手軽な山なのです。

(というのは半分冗談で、内容は決してお手軽ではないです(^_^;))

登山口周辺の道に、邪魔にならないように停めて森の中へ。
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30分ほど歩くと、雌岳と雄岳の中間のコルに出ます。
まずは雌岳へ。

振り返ると、雄岳がそびえたっています。
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雌岳はⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰とあって、Ⅲ峰が主峰らしい。
Ⅱ峰は、ナイフリッジを数m渡って取りつくのだが、
ちょっとフリーソロは怖い、真下まで切れ落ちてる岩峰です。
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しかしご丁寧にも何箇所かにペツルの新しいボルトが入ってるので、
これはもうぜひ次回はロープ使って登りましょうということに。w

Ⅲ峰を下から見上げたところ。
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全員でⅢ峰に登ってコル部に引き返します。

向かい側の雄岳の洞窟がどうにも気になる。
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そして雄岳へ。

まずはチムニーを鎖で登る。
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かなり狭いチムニーなので、ザック等は置いていくのが吉。
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途中から下界を見るとこんな感じ。
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そして頂上。眼下に上信越道が見えます。
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あれやこれや写真を撮って、ふとみると、たそがれてるリーダーw
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チムニー上部まで一旦戻って、分岐点を上って別のピークに登ってみました。
そこから見る、先ほど登ったチムニーと雄岳最高峰。
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帰りにふと見ると、摩利支天の碑が倒れていたので皆で起こしてさしあげました。
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どうか無事に下山できるよう、守ってくださいね~。
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そして帰路は、ほかに誰もいないのでまた懸垂の練習で。
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コル部まで戻ると、紅葉が目に鮮やか!
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そのまま下山して解散。


インター付近から見る高岩山。(友人撮影)
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そのまま渋滞なしで午後1時半ごろ都内着。その場で解散。ヽ(^o^)丿

ご一緒していただいた皆さまありがとうございました♪
次回にむけていくつか明確な課題が出来て嬉しかったです。ヽ(^o^)丿