2016/09/07

【道具】沢で使うウェットスーツの考察

サーフィンの先輩であり沢仲間でもあるUさんに教えてもらってウェットスーツをオーダーしたのが昨年秋。
早速使いまくり、絶賛しまくり、人に勧めまくりで、すでに、3名に買わせちゃいましたw
で、ここへまた沢の大先達から質問があったので、今後のためにもまとめておきます。

ウェットがあると11月の沢でも泳げますww
水根沢




Q1. 沢登りに適したウエットはどのようなものですか?上下別でしょうか。

A.使用するシーズンと沢の水の深さ、水量や泳ぐ量、また行動の仕方により異なります。
たとえば私たちは、累積標高差のない泳ぎ突破の本流系を主眼に捉えたので、長袖長ズボンの2ピースのものを作りました。

まずは、名称や概念などをどうぞ。

まず、スーツにはウェットとドライがありますが、沢ではウェットを使います。
ウェットスーツの素材は、皆さんご存知のあの素材(ジャージという)がメインですが、
それにゴムの薄い膜(スキン)を貼ったスーツがあり、それをお勧めしたいです。
(上の写真、ツルツル光っているのがスキンを貼ってある部分です。
膝裏や腿裏などの真っ黒に見える部分が、ジャージの部分です。)

ジャージは分厚いけれど、風や水を通すので沢では寒いからです。
ので、以下に記してる内容はすべてスキンのウェットスーツを前提にしています。
また、脱ぎ着がラクなように、クラシックスタイル(前開き)のジャケットを使ってます。
(サーフィンでは板の上で腹ばいになるため、本来なら前開きは使用しません。
背中開きが原則で、中には首の穴から脱ぎ着するものもあります。)

では、ウェットの形いろいろの説明です。

【フルスーツ】ワンピース。いわゆるウェットスーツです。長袖長ズボンの一体型。
【ロングジョン】ノースリーブで長ズボンの一体型のやつ。
【ショートジョン】ノースリーブで半ズボンの一体型のやつ。
【シーガル】ワンピースなんだけど、半袖。
【スプリング】半ズボン型の一体型で、長袖のものと、半袖のものがある。
【ジャケットまたはタッパー】長袖の上着。ロングジョンやショートジョンと組み合わせて使います。

ややこしすぎますよねw 私もサーフィン始めた時チンプンカンプンでした(汗)
ので、絵で説明してみます。
※私達が着てるのは、ロングジョン(3ミリ)+タッパー(2ミリ)です。

ウェットスーツ





2. 何ミリ厚が暖かくて動きやすいでしょうか。

人によって、どこが冷えるのが一番つらく感じるか、というのの違いがあります。
たとえば私は手足など冷えても全然平気で、水温7度の水でも問題ないですが、水温17度でも上半身と頭が冷えるとNGなタイプ。
友人は、逆に手足などの末端が敏感で、腰や上半身や頭は冷えても全然平気なタイプです。

ので、寒さをいつもどこに感じてるのかを思い出してください。
下半身が冷えて辛い場合は、下半身は3ミリの長ズボンのがいいです。
下半身はいくら水に浸かってても平気な場合は、下半身は2ミリでも半ズボンでもOK。
上半身も同じで、いつも上半身が寒い!!ってなる場合は、上半身は長袖のほうがいいです。


一般的に沢のウェットを考察すると下記のようになります。
暖かさを考えるなら、下半身は3ミリ。上半身は2ミリ。(現在の我々の装備)
ツメまで着用する事を考えるなら、下半身は2ミリ、上半身も2ミリで、ツメ時には上は脱ぐ。
または、ゴルジュや滝を浴びるのが限定的で、その後はそんなに濡れないのであれば、ゴルジュ後は着替える前提で、3ミリの半袖スプリング1枚のみ(体の胴体部分の冷え対策メイン)もありかなと。
※ウェットは使用後脱ぐと水を吸ってて重く、乾いててもカサばります。ので途中で脱いで担ぐという想定の時は、カサが低いほうがいいです。=長袖よりは半袖、長ズボンよりは半ズボン、3ミリよりは2ミリ、2枚よりは1枚のほうがよい。

そう考えると、あまり寒がらない人で、山の上までツメる長い沢を行くようであれば、最初から最後まで半袖スプリングが実は一番理想的かもしれません。
※その発想だとショートジョンが一番良さそうに見えますが、滝の水線を登ったり水飛沫をあびながらビレイしたりするような、上から水をかぶる場合や、足が付かない場所での泳ぎの場合に、胸の開口部から水が入ってきて冷えちゃうので、タッパーなしでの使用はお勧めしません。

※なお、ウェットスーツの最大の難点は、トイレ問題ですw
脱ぐのに時間がかかるので、かなり焦りますw
また、テン泊などの時は、ウェット類は脱いで、乾いた服を着る必要があります。


3.ネット販売でどのようにオーダーするのでしょうか。

私が教えてもらって皆にも教えてるお店は2店あります。
値段的にはどちらも同じような感じですが、条件にあえば、神戸のほうが安いかな。

1軒は神戸のお店で、セミオーダーの修正が1箇所600円。±4cm以下なのが条件ですが、それに合致すれば安いです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

classic smooth black Women'sロングジョン&ジャケットセット
価格:22464円(税込、送料別) (2017/3/13時点)



もう1軒は茨城のお店>で、修正が4箇所までのセミオーダーなら+1500円。4箇所以上ならフルオーダー(+5000円) 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

■在庫あり■ロングジョン 3mm エアロクイップ クラシック
価格:15984円(税込、送料別) (2017/3/13時点)



またこの茨城のお店はスーパーストレッチ素材を扱ってる(+2000円)ので、体の動きをなるだけ制限されたくない人にはこっちのほうがいいかもしれません。

仮にロングジョンと長袖タッパーを作る場合、両店で無修正で
茨城の店だと、ロンジョン14800+タッパー9800=25600円
神戸の店だとロンジョン+タッパーセット(レディス)で、22464円
という感じですね。あとは既成サイズにどこまで自分の体が合うかというところですが、
ここ重要なんですが、ウェットスーツというのは体にピッタリ合ってないと、水がジャバジャバ中に入って来ちゃって全く意味がありません。ので、ここは面倒ですけど丁寧に体を測って注文されることをお勧めいたします。

(ちなみに私含む5名のうち、神戸で作ったのが2名、茨城は3名です。)

以上、マニアックな内容ですが、ご参考まで。
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