2013/07/19

坊主谷(奥多摩)

7月14日(日)

奥多摩2日目。
某所で爽やかにお目覚めしたあとのんびり支度して、
入渓地点へ移動。入渓は8時20分。(予定では7時30分w)

最初は平凡な感じだったけれど、
そのうち、この谷の魅力がどんどん現れてきます。
すなわち、水量が圧倒的に多い、
そして、小滝はもちろんのこと、
登れる中滝(5-10m)がとても多い!
しかも全部水線通しでOK!!ヽ(^o^)丿

大滝3つを除くすべての中滝のうち、滑落して挫折した1つを除き、
あとは全部リードさせてもらえてシアワセな気分でした。

というか!!

私のリードで登れるってことは、つまり簡単だっだのですw
ロープは何度出したか忘れましたが、お助け含めて10数回だと思います。

坊主谷


で、調子に乗って全小滝、全中滝を登っていたら、
1つの中滝で偵察中にホールドが剥がれ、
その剥がれた岩と一緒に3mほど落ちました。
左手の平と指に裂傷と打撲を負いましたがどうということはなく。ホッ。(^_^;)
この滝だけはそういうわけで登りませんでした。

その後さらに登っていくと、大滝3連発にぶち当たりました。
うち1つめは行けそうでしたが、面白くなさそう。。。
(大滝を登ることにすっかり興味がなくなってるw)

2つ目も釜のふもとまで行ってみてみましたが、
登ろうと思えば登れなくはないがやっぱり面白くなさそうw

で、3つ目の釜に行ったところ、これが沢本に出てるやつみたいです。
12m大滝。反時計まわりにへつり、斜上するバンドを登るが
落ち口が悪いので途中の立木に中間支点を取りたい、
とかいうやつです。(5連瀑中の4つ目)

が、これ、反時計まわりにへつり、、、て、
足がないのでへつれませんwww
足つかないですから泳ぎながら。(^_^;) 手もないし。(^_^;)
やっと対岸に到着して取りつこうとしても、
完全にオーバーハングしていて、足がまったくありません。
あれやこれやしばらくやったのですがまったくラチがあかず、
R氏に交代。ボルダラーで背も高いR氏、さすがでした。

R氏にお助けロープを出して貰って途中まで登ったのですが、
なんだかんだ協議したあげく、結局この滝は巻くことに。
すみません。色々と怖気づきました。Orz

ずいぶんなロスタイムになっちゃいました。
待っててくれた2人は体すっかり冷えたみたいでごめんなさい。

そこから、冷えたからだを温めるべく高巻きします。
踏み跡はしっかりしてますが、落ちたら死ぬ高さ。
怖いのでロープを出し、全員懸垂下降2ピッチで沢床へ。

そこからはまた楽しく遡行再開。

時間もだいぶ押してきてたので右側に水源巡視路の鉄路がないか
ずっと見ながら歩いてました。
ある場所に来て巡視路の鉄路が見えたので、先頭のR氏を呼び戻し、
20mほどよじって巡視路に登り、遡行終了とします。

が、問題はその巡視路をどっちに行くのか、という。(^_^;)
登山道に合流するんだから上に行くのだろうということで、
上に行ってみたら道が途中でなくなっていて仰天。Σ(゚Д゚)
その先を偵察してみたら、道が落ちてなくなってるだけで、
細々と続いてるようだったので慎重にたどって登って行きます。

10分位登ったところで、なんと道は沢床に降りて行き止まりに。
そこには取水槽があり、水源巡視路はそこから始まっていたのでした。
つまり、登山道と合流するのはもっと下らしいし、
沢床から水源巡視路に登るのはこの地点からにすればよかった、
と、その時になって初めてわかったのでした。
皆さんロスタイムすみません。汗

ということでそこから水源巡視路を下り始めます。
が、これが途中で道が落ちていたり崩れていたり完全になくなっていたりして、
右側は谷底まで切れ落ちていますから、なかなか怖い。(^_^;)
どうしてもスピードが落ちてしまいます。。。。

山肌に沢と並行するようにつけられた水源巡視路が
いくつも支沢を巻いて、やっと登山道と合流する頃にはすっかり暗くなっていました。

登山道と合流といっても、登山道は尾根の反対側、つまり左側に降りており、
我々は尾根の沢側(右側)に降りたい。。。

実際のGPSログです。
登山道は向かって右側の集落に降りています。
我々の車は、入渓点と書いてある場所にあります。
gpsmap1.jpg


もうすっかり暗くなってるので常識で考えるとどんなに遠回りでも
登山道を通って帰るのがベスト、、、なのですが、
何キロも歩いてしかも林道を登り返すというのがとても面倒に思え、
GPSもあるし、尾根をショートカットで降りたらほんとにすぐだから、ということで、
ショートカットルート(地図には道はないけどしっかりした踏み跡あり)を選びました。

まぁこれが間違いだったわけですが。(^_^;)

月が出てない晩だったので本当に日没になると真っ暗でした。
4人のうち、ヘッデンはパナ1人、BD1人、ペツル2人でしたが、
ペツルの1人の電池が弱ってるらしくほとんど手元しか見えない状態。
3つのヘッデンで4人分になるように動いてました。

残り標高差で70m位になったあたりで、踏み跡が不明瞭に。
明るければ下の様子もわかるのでなんともないのでしょうが、
これが夜の怖さですね。
GPSと地形図を頼りに慎重にルートを探ります。
というのも、このまま斜度の緩いほうへ自然に降りていくと
最後に崖が待ち構えているのが地形図やGPSから読み取れたので、
なんとか崖マークがない方向へ降りようとしていました。
(崖マークだらけで崖マークがない場所は非常に少なくピンポイントで狙います)

その部分のログを拡大してみました。
真下に降りると崖なので、左へ行くか右に行くかで悩んだ跡が出ています。
(少しログが地図上でずれてますが、崖マークの上で左右に移動して道を探っていました)
gpsmap2.jpg

最初に向かって左(降りる側からしたら右)に行き、杉の植林の中に入ったのですが、
踏み跡不明瞭となり引き返しました。
が、よく見ると地形図には針葉樹林マークがあることだし、
その下には崖マークがなかったから、太い杉が最後まで植えてあることを信じて
少し斜度が急ですがここから懸垂をかけたら一番早かったかもしれません。
車にも近いですし。

しかし検討の結果、戻ってきて、
今度は尾根の末端より右(降りる側から見ると左)に行くことに。
結果的にはこれも正解でした。
広葉樹の原生林的な森の中を降りて行ったのですが、斜度が緩くて降りやすく、
斜めにトラバースをかけながら降りていきました。

途中から斜度が急になってきて危なくなってきたので、
大事をとって懸垂下降で降りることにしました。
(結果的に合計5ピッチ連続懸垂)

そのうちの3本目だったか。
懸垂してる最中に、まあ私はトップで降りてるわけですが、
全く見えなかった1m位の崖というか段差に足をとられて転倒しちゃいました。
斜め懸垂だったのでかなり振られて転倒。
後頭部からゴーン!と、ボードの逆エッジくらったみたいに転倒しました。
そのはずみで、ヘッデンの照明部分が、ゴムから外れて谷底に落下、という、
ちょっと信じられないことがおきました。Σ(゚Д゚)
(当初はヘッデンがゴムごとメットから外れたと思ってたのですが、
下山後に気付けばゴムだけ首に残ってたのでした。Σ(゚Д゚))

このアクシデントにより、4人のメンバーに対し、ヘッデンは3個。
しかもそのうちの1個は手元灯状態という、客観的にみるとかなりヤバい状況にw

しかし、歩くのではなく懸垂だったためか、
手元は照明がなくても手探りで作業できたし、
降りる時だけ行先を照らしてもらえば大丈夫でした。

慎重に慎重に地図と地形を比べながら、
暗闇に浮かぶ木の生え方やうっすら見える地面の角度を見つつ
こっち、と思う方向に降りていくと、最後の懸垂で、
トップで降りたR氏から「林道に到着!」という喜びの声が聞こえました。

良かった!!!!この時点で23時47分とかだったと思います。

そこから林道を登り返して車に戻ったのが日付の変わった0時15分位。
基地(某所)に戻って着替えたり荷物を詰めたりしたのち、
自車で戻られるR氏とお別れして、
私はTちゃんとNちゃんをそれぞれ自宅まで送り届けました。
自分の家に戻ってきたのは明け方の4時半かなんかでうす明るい頃でした。

今回の下山遅れはすべてCLの私の判断ミスであり責任です。<(_ _)>
個人的には非常に面白く(かなり楽しんでいた(^_^;))、
このまま「予期せぬビバーク」をしてもいいんじゃないかと思ってましたが、
皆さん、家族が待ってる身であり、やはりいくら山の中から携帯で連絡して
「大丈夫。ちょっと遅れるけど心配するな」といっても心配されますよね。(^_^;)
というわけで、当日内下山の形をとりました。
16時間行動お疲れ様でした。

今回わかったこと

・ヘッデンてあんなに簡単に外れて落ちちゃうんだΣ(゚Д゚)
・やっぱりGarminすごい。スマホのGPSはアテにならない(^_^;)
・ヘッデンて公称よりかなり暗く光が届きにくい。
 公称70m先にも光が届くはずのヘッデンが実際に照らせるのは20-25m程度。
・ブヨは侮れない 沢筋を離れても山の中にもいるし、夜も活動している。
・地形図の崖マークの位置の正確性に驚き。Σ(゚Д゚)

GPS読みや偵察先行など、お世話になりまくったR氏はもとより、
深夜の下山になっても全く動じなかったNちゃん、Tちゃんにも深く感謝です。

反省するべきところは反省して、
だけど懲りずにまたウォーターボルダリングをやりたいと思います♪
同行の皆様、長く充実した1日、いえ2日間をありがとうございました。<(_ _)>

大冒険?の1日をビデオでまとめてみました。
4分半ありますが、よかったらご覧下さい。

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