2012/10/04

石津窪(沢登り)

10月4日(木)

S君と石津窪に行ってきました。

天気はまた雨。Orz

水が少ない秋川水系を選択したはずなのに、結構な水量で、
結果的に今年一番水をかぶった沢行になりました。(^_^;)

五日市の駅で待ち合わせ、盆堀林道を、千ガ沢林道入り口の「勝負口」まで。
そこに車を停めて沢支度。

千ガ沢林道に入り、10分歩くと、道が左カーブしてるところが入渓地点。
この千ヶ沢に注ぎ込んでくるのが石津窪で、9時43分、入渓。

入るといきなりゴルジィな雰囲気で、テンション上がります。
水量も昨日の雨のためか豊富で、腰上まで浸かるような釜がたくさん。
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現れる小滝はすべて直登可能でこれは楽しい!
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しかし最初に現れる4mの滝x2のうち、2つめは上のほうがつるつるで難しく、
S君は登れたけれど、流心を直登するのは、私には厳しそうでした。
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ので、ロープを出してもらって滝の右側を登りました。
後から思えば釜も深かったし、トライして見ればよかったなぁ、と。
体も温まってない頃に出てきた滝だったので少しビビってましたw

所々、沢が倒木で埋まってるのが残念なのですが、
なかなか楽しいゴルジュや小滝が続きます。
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末広がりの滝10m
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これは上のほう、立ってはいますが、問題もなく通過。

8x10m
下段の滝。
流心を行こうとすると上のほうには足がない。(^_^;)
背の高いS君は足を開いて突っ張って通過。
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背の低い私は左側の岩にレイバックしながら登りました。

この沢はほんとにボルダーっぽくて面白い♪

上段の滝。
水流の右側を登ります。
上部は立っており一部ハングしていますが、問題なし。
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そして、本日の核心25m大滝。
ルートを偵察するも、水流が強過ぎて上部はよくわからない感じ。
ハーケンベタ打ちの所があるというのだけれど中々見つからず。
よく見ると、滝の右側に残置スリングがいくつか見えました。

S君がリードで登っていきます。
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最初のハーケンにランニングをとってから2つめまではスムーズ。
そして3つ目と4つ目のテラスで、S君の動きが止まります。
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あれこれ思案し偵察してる風です。
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それを見ていてかなりびびりました。(^_^;)
なにせ彼は12クライマーです。私とはケタが2つ違う。(^_^;)
私はセカンドでも登れないんじゃないのか。(^_^;)

無事抜けたところ。
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実は、ビレイ中に突然、空から蛙が降ってきました。Σ(゚Д゚)
グルグル回りながら落下してきて、最後は倒木にぶつかってドサッと落ちた(T_T)ので
あの落差を考えると、死んだかな~と思ったのですが、
ビレイ解除後、少し時間があったのでその子を探しに行きました。
そしたら、居た♪
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打撲で赤くなってちょっと弱ってるぽかったけど、生きてた♪良かった♪ヽ(^o^)丿

そして、いよいよ自分がスタートです。
出だしから思ったよりもずっと水をかぶります。
水をあまり被らないように右に逃げようとすると手がなくなっちゃう。(^_^;)
ということで、最初から立った凹状の中をボルダーチックなムーブを連発しながら登って行き、
2つ目のハーケンまでは問題なし。
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さて、3つ目のハーケンと4つ目の間のテラス。
ここからの1歩が一番難しい。。。

流心のほうへ行けばガバだらけ、足場だらけなのは見えるのです。
↓「滝の中にガバあるねえ」と笑ってるところw
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(後から調べたら平水時はここで滝を横切って反対側に抜けるらしい)

ですが、今日は到底行けるような水量ではなく、
左は滝だし、右側には足がない、手がないのまさに「手も足も出ない」状態。(^_^;)

すでに随分長いことシャワーを浴び続けてるため、震えがきてガタガタしてました。
冷えから足が攣りそうにもなってたし、早くここを脱出せねば、と思いつつ、
両手アンダー持ちであーでもないこーでもないを10分位やってたでしょうか。
沢で粘って手が張っちゃったのなんて初めて。(^_^;)

S君がついに見かねてアドバイスをくれました。
どうやら、かなり上のほうに信頼できるガバがあり(下からは水しぶきで見えない)、
足は膝丈位にある小さなビスぽいでっぱりに乗れないか、とのこと。

沢靴でどこまでそんな小さなところに載りこめるのか不安ですが、やるしかありません。
「やりましょう!」 (最近なぜだか孫さんのマネが自分の中で流行ってるw)

まずは、幻のガバを求めて、アンダーで体を上げ、思い切り伸びあがって
上部をまさぐると、なんだ、すんごいガバがあった。w
ガバなら安心と、その小さな足がかりに足を置いて膝で乗り上げ、手に足成功!ほっ。
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その後はトラバース気味に登って、やっと登攀完了。。。
登り切った時、正直、ちょっと泣きそうになりましたw
思わず、S君に握手を求めてしまいました。


ちなみに、写真の時刻から計算すると、S君はリードで10分、
私はセカンドなのに20分もかかってました。Orz

この滝の達成感とその後の満足感が大きくて、
2人ともテンションが高いまま遡行を続け、
いくつかの滝を流心を気持ちよく直登し、
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沢床が伐採木で埋まった源頭部に到達。
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車のある場所に早く降りるには
尾根を1つ超えて隣の沢(半兵エ窪)に降りればいいらしいので、
横の尾根を直登し横切って隣の沢に降りました。

が、その隣の沢というのが、これまた伐採した木で沢床が埋まっている上、
そこにいろんな植生が覆いかぶさっており、完全なる腐海状態。www
ものすごく歩きにくいヤブコギになってしまいました。(^_^;)

大滝の興奮状態がまだ冷めやらぬまま、今度は大腐海漕ぎですw
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腐海には紫のツリフネ草があちこちに。
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腐海で、また蛙に遭いました。
捕まえたら、手から逃げだそうとしたので、
つい強めに握ったところ、蛙が鳴き始めました。
お腹をちょっと押すと鳴き、手をゆるめると鳴かなくなるので、
面白くて、しばらく鳴かせてしまいました。(^_^;) すまん、蛙君。。。

帰宅してから調べてみると、これは「警戒音」というシグナルらしい。
以下ウィキから引用

<「危険音 distress call
敵に捕まったときに発する鳴き声。蛇に巻きつかれたり、人が強く握りしめると(握り潰してしまわないように注意)、大きなわめき声を上げる。」>

なるほど!

ちなみに、このウィキにはもう1つ面白いことが書いてあって、
<「解除音 release call
他のオスにメスと間違われて抱接されたオスが、間違った抱接を解除させるための鳴き声。繁殖期のヒキガエルのオスを背後から軽く握ると体を震わせながら解除音を発する。」>

うわ~、これ聞いてみたいなぁ。(笑)

↓鳴いてる蛙。


20分位悪戦苦闘してどうにかこうにか腐海を抜け、
下るにつれなんとか沢らしくなってきたその沢をどんどん下降、
最後に随分大きな滝が出てきたので懸垂下降しました。
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そして、13:25、遡行図&地形図の通り、ドンピシャで林道に出て、ばんざい。
空を見ると朝は雨だったのに、晴れていました♪
そこから20分で車に戻り、着替えて食料をモグモグ流し込み
(考えてみたら遡行中、水も食事も全くとってなかったw)
「阿伎留の四季(あきるのとき)」(人工温泉)に行って冷えた体を温め、
立川駅で解散しました。

いや~、楽しかったです。
短いけど超満足、超充実したいい沢行になりました♪
リーダーを務めてくださったS君、ありがとうございましたヽ(^o^)丿


※帰ってきてググったところ、普段は驚くほど水量が少ないみたいΣ(゚Д゚)
雨後に行って滝の水量が多くて敗退したり、巻いた記録もいくつかありました。

ということで、ちょい難しい滝を登りたい向きの方には、
前日や当日に雨が降ったような時に、ぜひこの石津窪、お勧めしますw
Ⅲ+のはずが、ⅤとかⅥにまでグレードアップして楽しめること請け合いです。ww

※ちなみに、帰りの腐海ですが、GPSを持っていかなかったのでログが取れず、
これが半兵エ窪であるという確証がいまいちありません。(^_^;)
(というか、いくつもある沢のうちどれが半兵衛窪かわかってないw)
もしかしたらガイド本にあるのの1つ隣の沢を降りた可能性が捨てきれず。。。
(この2つの沢は下部で合流するので、最終的には同じ場所に降りられる)
とりあえず、帰り、腐海を避ける場合は、左隣の尾根に登ったあと、
尾根上の仕事道をしばらく下ってから隣の沢に入られることをお勧めします。
(このへん、加減がちょっとアレなので、必ず地形図と合わせてご覧ください。)
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