2012/09/22

高倉沢右俣

谷川岳周辺の沢に登ろうと、土日で2本の予定で出かけましたが、
雨のため、土曜日に短い沢を1本登っただけになっちゃいました。

メンバーはgちゃん。
土曜日の朝、車で東京を出て、土合ロープウェイ駅へ。
そこから入渓点まで国道を歩きました。

土合の駅を過ぎて1つめのスノーシェッドが入渓点。
湯檜曽川の本流に降りて支度をし、9時40分、入渓。
まずは湯檜曽川を徒渉。
今年は水が少なくてびっくりでした。

5分ほど歩いて、高倉沢出合へ。

9:46出合
出合が貧相というのはほんとにその通りで、「ほんとにここで大丈夫か」と思います。
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しかし、ちょっと歩くと、いい感じになってきます。
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10:09 15m滝。
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この滝は2段になっています。
この沢はすべて逆層のツルツルのスラブなのですが、
行けそうに見えたので、1段目を登ってみました。
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途中まで登ったところでかなりしょっぱい感じになってきたので、
gちゃんには巻いてもらおうと振り返ると、すでに途中まで登って来ていたので、
左からトラバース気味に行くか、クライムダウンして巻くように言い、
自分はこのまま直登するか横に逃げるか思案していました。
と、後ろで「あっ!」と声がして、見ると、彼女が滑り落ちている。。。Σ(゚Д゚)
高さは3~4mほど。
幸いにも、蛙みたいな姿勢のままスラブを滑り落ちて行ったので、
膝と脛を強打はしたものの、他には大きな怪我はなかった模様。。。

クライムダウンして彼女のそばに行くと、
元気そうに振舞ってはいますが、かなり痛いのか、顔色が白く、
しばらく水に浸して患部を冷やし、その間に落ち着いてもらいました。

自分のルート選択ミスを反省。。。。
登れそうだと思ったらすぐに取りつこうとする悪い癖がどうしても抜けません。Orz

しかし、幸いなことに、しばらくすると、顔色も戻り、
「もう動けます!」というので、登り続けることにします。

結局2段の滝は素直に2段とも左側から巻きました。
下の段の巻きはどうでもいいぐらい簡単でした。Orz

上の滝の横にはご丁寧にワイヤーまで入ってるし、
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この沢を遡下する人のための懸垂用スリングまであります。
事故後なので慎重になり、遠慮なく、ワイヤーを使わせてもらいました。
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ワイヤーを越えた所にも懸垂支点があり、そこを越えたらナメがあったり小滝が続きます。
そして、続くもう1つの15m二段滝(なぜか写真なし)はあっさり左から巻きました。(巻き道は明瞭)
そのあとは苔蒸したゴーロが続きます。
ゴーロなのに飽きないのは、まるで南の島にいるような風情のせいかな。

10:33二俣

苔蒸していい感じ。
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蛙(子供)に遭いました。
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スラブな滝。
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6m2条滝。
これは右側の滝は登れそうでした。
支点もあるらしいけど、今回はロープを持ってきてないので結局巻きました。
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11:11 チムニー滝
gちゃん曰くはここがこの日の最大核心だったそうです。
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私達みたいな身長160cm以下の場合、
チムニーの最初の1歩(右足)がハイステップすぎてうまく突っ張れず、苦労します。
ちなみに突っ張り先の左側は全面ぬるぬるの苔です。(^_^;)
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11:16 12m三段
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先ほどのチムニーを上がったらすぐにこの三段の滝。
ここでルート偵察がてら、ご飯にしました。
この滝は、下段は木を利用して登れそうなものの、
2段目3段目が登れるかわからず、途中から巻けるかもわからないので、
最初から左岸の巻き道で高巻きしました。踏み跡は明瞭です。

沢床に戻ってちょっと行くと、沢が地味に2本に分かれました。
(水量がないので、かなりわかりにくいです。)
右俣本流は左なのですが、左のナメ小滝が登れないので、
右の沢に入ってその滝を超え、間のリッジを越えて忠実に左の沢に戻ります。
ちなみに、分岐の時点では、右は水があるけれど左は涸沢です。
ボサもかかってるので、ついつい引き返しそうになりますが、
遡行図を信じてそのまま登ると、しばらくして、また水が出てきます。

親蛙に遭いました♪ヽ(^o^)丿
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そしていよいよ詰めに向かいますが、
台風によりガレやゴロが詰まったスラブの模様。。。
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12:29 40mスラブ の取りつき。
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私的にはここがこの日の最大核心でした。Orz
最初はたいしたことないように見えたのですが、
傾斜が結構あるのと、スラブ自体が外傾、逆層、ぬめぬめのナメ。
右から逃げようにも、泥つき、弱い草つき。。。
かなりの緊張を強いられ、速度が遅くなりました。
(フォローのはずのgちゃんより、怖がりの私のほうが遅かった。(^_^;))

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下段右側と上段右側にもハーケンが1本刺さってますが、
大人数パーティでロープを出す場合にはロープは50mは必要かと。
(大きなテラスがないので、人数がいる場合、ピッチを切れません。)

びびりながら登ってる私。
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登り終わったあとはこんな感じ。
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とにかく、ここは初心者や怖がりの人には絶対にロープを出すべき場所です。(^_^;)

そしてこの40mスラブが終わったら終了かと思いきや、
びっくりすることにこの沢は、最後の最後、ほんとに沢が終わるポイントまで、
びっしりとヌルヌルのコケ付き逆層ナメが続いてます。。。Σ(゚Д゚)
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横の草つきがあまり信用できないので、エスケープできず、
仕方なくそのツルツルヌルヌルのナメを登っていくことに。(^_^;)
最後の最後になるまで、ほんとにずっとツルヌル逆層ナメが続き、
あまりのしつこさ(笑)に、2人とも「またナメ~~~?もういいよ!!!」と。w
「またナメでございます」なgちゃん。w
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そして、ついに、やっとナメヌルヌルスラブが終わり、谷が終わりました。
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13:15 尾根に乗り上げ、ヤブコギ開始

ヤブコギといっても踏み跡は明瞭で、たいした苦労もなく、高度を上げると、
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オオカメノキ。秋ですなあ。
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紫色のキノコ。ムラサキシメジモドキ的な名前だったと思います。
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14:05 登山道に飛び出しました。
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そして数歩で山頂という噂通り、ほんとに数歩で山頂でした!
(てか、登山道の途中に山頂があるんですね。(^_^;))
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そのあとは、ロープウェイ駅を目指して下山し、
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自分に甘く、1200円も払って、ラクチンロープウェイ下山でした。w

その後、風和の湯(温泉)に行き、帰りに薬屋を探したけどなかったので、
お世話になってるガイドさんである、タカ&ヒロ夫妻の冒険小屋に行って、
タカさんの御霊前にお参りさせてもらいつつ、たくさん湿布を貰ってきました。

そしてロープウェイ駅に戻り、沢ウェアや道具を干して、ご飯を食べて寝ましたが、
残念ながら、翌日曜日は朝からシトシトとイヤな感じで降っており、
ほかの場所でも沢も考えたのですが、どうもテンショんが上がらずに
そのまま東京に向かいました。
関越途中での降り具合を考えると、辞めてよかったと思える感じでした。

ご一緒いただいたgちゃん、ありがとうございました&どうかお大事に。
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