2011/12/09

JANのAN(日本雪崩ネットワークのアバランチナイト)

12月7日(火)

JANの雪崩講習会(アバランチナイト)に行ってきました。

講義内容のうち、自分用にメモをとったものをアップしますが、
講義はこれが全てではないです。
頭に入ってることはメモっていないため
このメモは数値や用語がメインです。
ご承知置きください。

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●雪崩を起こしやすい斜度 → 中斜面の35-40度。
(平均?38度、なのか、38度が一番多いのか聞きそびれたが38度という言葉が数度出てくる。)

●雪崩(デブリ)の重さ → 1㎥あたり、300kg(50ℓザックのサイズで15kg)だが、
           春雪は重く、1㎥あたり500-600kg(50ℓザックの大きさで25kg~30kg)もある。

●点発生雪崩 → 新雪以外に、ベチャ雪(雨後)も発生する。

●雪の層(断面)→密度があると黒っぽい。密度がないと明るい色。

●面発生雪崩とは、ようするにスラブが動くこと。
雪崩を誘発するスラブは50cm以下の薄いものが多い。
weak interface →弱層ではないが上と下の雪の質が違ってうまく結合できてない。

●面発生雪崩では、50-100kg/㎥の重さのものが時速20-30kmで動く。
つまり、秒速にすると、1秒で5.5m~8.3m、足元が動くことになり、
足元をすくわれてまず普通はこける。
ボードやテレのように板が外れないもののほうが、板とともに下に引き込まれていくので危険度が高い。


●雪崩の3S=Survival, Self resque, Systematic rescue(またはSoshikiteki kyujo=組織的救助)


100x100㎡のところに埋没している人間を見つけるのに、ビーコンだと5分以内だが、ビーコンがないと4時間かかる。

●発生区の見極め
・斜度(35-40度)
・地形(斜度が変わるところ。)
・風の影響(雪面をよく見ること。雪庇や風紋)
・地勢(植生、植生の密度。斜面に出来ている陰など見ただけでわかることも)

●自分のいる所は安全か?=地形の罠
深い谷
漏斗状
開放斜面の下の樹林(雪崩に流された時に下に樹林があったら衝突する)
上部に発生区

●雪崩の発生の可能性を判断する材料。
class1 直接証拠 (真新しい雪崩、ワップ音、shooting crack。さらにski cutを加えてみる)
class2 積雪データ (昨晩何センチ降ったか?これまでの累積は? 例年は?)
class3 気象データ
この3つの材料を使って考える。

+ 強い気象現象(嵐、吹雪、大雨等)の後は、不安定となる。
ことを加味する

判断の時は1つのテスト結果のみで判断しない。(数か所でテストする)

●雪崩死亡事故の内訳。
登山者は37.4%、
ボード8.9%+スキーヤー27.3%=36.2%
つまり、両方とも40%ぐらい。残り20%は業務など。


●雪崩の7つのカテゴリー(スラブ型4つ、他3つ)
点発生 loose snow
湿雪 wet avalanche
雪庇崩落 cornice fall
ウィンドスラブ wind slab
ストームスラブ storm slab
持続型スラブ persistent slab (継続する弱さがslab下にある)
ディープスラブ deep slab (深い位置に、持続する脆弱性がある)

●ALP TRUTH
Avalanche 2日以内の新しい雪崩
Loading 堆積(2日以内の新しいデブリ)
Path 明らかな走路
Terrain Trap 地形の罠
Rating
Unstable シューティングクラックなど
THaw Instability (融解による不安定性)

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講義には山ボラメンバーやツイッタの雪友達が来ていて、
アフターは山ボラメンバー2人と飲んで帰ってきました。
有意義で楽しかった♪
今度はセイフティキャンプだな♪

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