2011/09/27

北岳

9月16日

9月17-19の3連休は一人で白根三山のつもりでしたが、
雨の予報なので中止し、1日予定を早めて金~土で北岳だけ登ってきました。

基本北岳往復の1泊2日なんだけど、
もしかして土曜日の朝も晴れてたら
そのまま三山縦走できるように食糧は3日分を用意。

木曜の深夜に東京を出て高速に乗り車中泊。
始発のバス7時30分に間に合うよう6時55分、芦安到着。
着いてすぐに乗り合いタクシーが出発するというので慌てて飛び乗りました。

広河原についてからなんだかんだと支度をして、出発は8時半。

タクシーの中ですでに大樺沢通行止めの話を聞いていたのだけど、
登山道には大きく表記されていました。
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今回のザック重量は、1泊だし(でも食事は2泊3日分)、
食事はちょっと豪華にやるか、と、珍しくいろんなものを持ってきました。
今まで1泊2日でテントなら10-11kg位なのになぜか14kg。
てことで、想定外に重かったので最初からゆっくりペースで歩きます。

大樺沢との分岐にはこういう表記が。
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この先、小屋までは、数組のパーティと抜きつ抜かれつしながら登りました。
「急登ここで終わり」「小屋あと30分」の注意書きはとっても嬉しい♪
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これは親切ですねえ。(笑)

小屋が近づいてくるとDocomoが入るポイントがあったりとか。
これも親切ですねえ。
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きっと小屋の人利用しまくってるのでしょうw (御池小屋は圏外)

10時50分 小屋到着。CT3:05のところ2:20
ありゃ、意外に早く到着してるのでびっくり。
てか、このCT甘くない?(と、この時は思った)

おにぎりを食べてから小屋の人に八本歯について質問したところ、
なんと、通行止めは大樺沢だけで八本歯は通れるという。
やったーヽ(^o^)丿
なら遠回りでももちろん八本歯を登りたいですよね~。

ということで11:10出発。八本歯コースへ。
トラバースで二俣まで30分のロスですが、
人が居ないほうが気楽だし、岩のほうが楽しいし。

途中、大好きなハバヤマボクチが群生しててたまらず写真撮りまくり♪
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えらく腰の低い注意書きだなと思ったら林野庁ではなく民間なんですね。
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11:35二俣到着。
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さっそく大樺沢左俣を登り始めますが、
7月と違って9月は雪がないから通りにくいことこの上ない!
この12号台風のせいなのか、やたらと浮き石が多く足場が悪い。
そもそも高巻きばっかりで沢に近寄れずつまらない!ヽ(`Д´)ノ

途中一瞬ガスが上がってバットレス方面下部をちら見出来ました。
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河原なでしこがまだ咲いてました。
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しかし、思ったより八本歯のコルが遠くてバテはじめたので
コル手前の最初の階段を越えたあたりで休憩。
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炭水化物投入でシャリバテ対策。
ダメダメ感がにじみ出ていたのでアミノバイタルでドーピングも。

そしてまたがんばって登り始めますがが、
八本歯ってこんなにしんどかったっけ。
やたらゆっくりになってしまいます。
13:51 やっとコル到着。
ボーコン沢の頭は残念ながら見えませんでした。
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そしてその後も、余力なくヨロヨロとした感じで登って行きます。

あれー。去年来た時ぜんぜんしんどくなかったのになぁと思い、
色々思い返してみると、去年はザック重量は8-10kgのはず。
そりゃ今よりぜんぜん軽くて余裕だよなあ、と。

途中、突然のように晴れ間が見えたのでしばし撮影大会。
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風や雲の動きが早く、巻雲も出ていて、この先の天気の悪化を予告してました。

山頂へ登る手前のコルのところで、ザックを降ろすかどうかの最終決断。
考えた結果、このヨレヨレぶりと天候悪化の兆しから、
明日はやはり縦走には行かず、降りることにしました。
なので、ザックは背負ったまま山頂へ向かいます。

山頂直下で、奇跡的に一瞬だけ富士山が姿を見せてくれていて、
雲やガスがモクモク動く中で動かず居る富士山というのが、
無音映像なんだけど、圧倒的な存在感で、神々しさを感じました。
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ヨガで「1つの景色を思い出して瞑想する」という時に、
この時の富士山を思い出して使うぐらい、
すばらしくおごそかな感じの、無言の圧倒感でした。
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15:10 やっと山頂へ
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これだけヨロヨロした感じで到着するのも久しぶりな感じ。(^_^;)
ダメじゃーん。Orz

CT 広河原→185→小屋→30→二俣→120→コル→60→山頂
実際 広河原→140(CT比75%)→小屋→25(同83%)→二俣→136(同113%)→コル→79(同131%)→山頂
(タイムは休憩こみ)

広河原からのトータルのCTで計算すると、
なんとかCTより5分早くはなった(休憩含む)がショックが大きい。
凹みつつ、今晩のお宿、肩の小屋に向かいます。

天気はどうやら次第に悪くなってきてます。
ガスが一瞬でも晴れることはもう期待できず、
濃いガスが結露して髪の毛がビショビショになるほどでした。

北岳山荘に到着し、受付を済ませテン場へ。
テン場にはテントが5張。
そのうちの3張は、大学の山岳部(かサークル)のものでした。

テントを張り、ビールを1缶買って夕食を作る。
実はあんまり食欲がない。
でも食べねば荷物が減らないので予定通りに作る。

カップヌードルご飯が主食で、スパムと野菜炒めがおかず。
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ツイッタの雪滑クラスタの人達とスパムシングルで盛り上がり、
いくつも買いこんでストックしといたやつを持参。
それにコンビニで買った野菜と一緒に蒸し焼きぽく。
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しかし食欲ない上、ビールもぜんぜん飲めない。Orz
でも捨てるわけにもいかんので、無理矢理食べて無理やり飲んだ。

どうも最近自宅での食生活がヨガすぎて油とかケミカルがNGに。。。
白馬行った時にも感じたのだけど、普通のラーメンが油こすぎて気持ち悪くなったり、
パスタソースの油とか化学調味料で具合悪くなったりしつつある。

というような状況でいきなり肉&ケミカルの塊であるスパムは
やっぱりどう考えても体にはNGだったらしい。
食べきったは良いが、食後しばらくして、急速にお腹の急降下。Orz

その頃にはすでに雨がシトシトザーザー降っていて、
雨の中をヘッデンつけて雨具着てテントから出てトイレに通う、、、
それも何度も。。。

・・・というような、ちょっとわびしい北岳3000mの夜でありました。(^_^;)


9月17日

さて翌朝。

案の定、細かい雨が降っております。
夜中、時折り風が巻いてテントがハタハタしてましたが、
暴風雨というような感じではなかったです。
降ったりやんだりを繰り返してた模様。

今日は降りるだけなのでのんびり朝ごはんを食べます。
朝はパスタと、頂き物の「加賀麩」のお吸い物。
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お腹の具合は朝もトイレに行きましたが、
スパムにびっくりした以外は大丈夫そうな感じ。

ご飯が終わったらのんびり撤収です。

ちなみに、これも同じツイッタ雪滑クラスタに教えてもらったんだけど、
テントマットにすると驚くほどの断熱効果で暖かくてびっくりしました。
私は寒がりなのでこれは実に重宝だな~。
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撤収完了、さて、行きますか。
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途中、何度か振り返ったけど北岳方面は天候回復せず。
左側に見える仙丈ケ岳とか甲斐駒が見えそうで見えない、
なんともいえないガス世界を楽しみながら歩きました。
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ちょっと秋色になってきつつある。
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鋸と甲斐駒の「山頂のみ」見えてるw
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そして御池へのルートに入るともう何も見えなくなってしまうのでひたすら下山。
広河原から上がってきた一番早い組の人達と出会うようになります。
トータルで20名位か。

お花にしずく~。
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鹿の食害を植物の世界から見ると食圧っていうのかー。
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御池小屋でちょっと休憩。
ここのトイレ水洗な上めちゃくちゃきれいでびっくりした。Σ(゚Д゚)
水も「南アルプスのおいしい水をどうぞ~」って大盤振る舞い。Σ(゚Д゚)

御池小屋から先はもうウジャウジャウジャウジャ人がいて、
すれ違いで超時間がかかるので急ぎたくでも急げません。
30人1パーティみたいな大パーティもいたりして、
足遅い人が1人でもいると数珠つなぎになっちゃうので、
すれ違いに超~超~時間がかかりました。

そこで、暇つぶしにすれ違う人の数を数えることにしましたw

・・・広河原の橋までにすれ違った人数、なんと実に427名!

その427名+数えはじめるまでにすれ違った約50名を足すと、477名。
そして橋を渡ってバスターミナルに到着すると、居るわいるわ、
バスやタクシーから、わらわら人が降りてきて、また橋に向かっています。
なのでこの日の入山は最低でも500名は余裕で突破です。w
いやぁ、連休の百名山は凄まじいですね、ほんとに。Σ(゚Д゚)

広河原到着後は、ちょうど6分後に発車するバスに乗り、
そのバスの車掌さんに白峰会館の温泉割引券(350円)をもらい、
車にザックをデポって白峰会館の温泉に入りました。
貸し切りで、露天まであって、湯質もいいのに安いので感動しましたw

そしてそのあとは下道を6時間かけてえっちらおっちら帰り
帰ったらすぐにテントを組み立てて干し、洗濯機を回し、と、
雨のあとは面倒ですなぁ。トホホ。
今度は来年の残雪+花の時期(もちろん晴れた日w)に行くぞー。ヽ(`Д´)ノ


肩の小屋 6:56-御池8:38ー広河原 10:10
CT 肩の小屋ー110-御池ー110-広河原
実際 肩の小屋ー112(御池での休憩含む)-御池ー92-広河原
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