今日はkeg君と、読図講習の「沢コース」の下見に行ってきました。
コース開発はkeg君で、私がインプレとか改善点を具申するという形です。
沢ぞいに登って行くところはフツーな感じで、私からするとちょっと物足りない感じ。
沢から地形図見ると、尾根から見るよりはるかにわかりにくいというのがわかって、
なるほど山岳会の人と沢登りしてても、ツメで違ってるのはそういう理由か、と、
妙に納得したりして。
実に難しい沢からの読図なのでした。
そしてある程度沢を詰めたところで、初心者用に尾根に乗ります。
で、尾根に乗って、支尾根の鉄塔を確認してから、
ピークまで急登して今日の山頂へ。
10分だけ休憩してオニギリを食べますが、
今日の御岳山の気温がマイナス5度だったとか?
道理で寒いわけです。
雪はないけどとにかく寒いのでじっとなんてしてられません。
というわけでそそくさと退散。
ここからがメチャメチャ楽しい尾根下りとなりました。
もちろん道のない尾根ですが、これがもう迷い度満点でwww
ものすごくわかりやすいくせにものすごく迷いやすい。汗
いくつも罠があるのですが、1つめ、
keg君が一人で来た時に迷ったというポイントは無事に回避したものの、
2つめ、ここはリアルの見た目と地形図が違っていて(進行方向が45度違う感じだった)、
あろうことか「コンパスが不具合である」という結論にしてしまった私。汗
(実は初回の読図講習下見の時にコンパスが帯磁して正反対を指したことがあり、
それは治したものの、どうもイマイチ信用できてなかった。
シルバのコンパスですが、気泡も入ってるし、今日は気温低かったから動きが鈍かったのかも。)
てことで、コンパスがぶっ壊れたという仮説を立てて、
コンパスではなく、見た目を優先して尾根を降りていったら、、、
しばらくして、keg君が、いやここは違う。と。
なぜならカクカクシカジカだと、明確な理由を述べてくれて、
言われてみたら確かにそうだ、と。
え、では、コンパス合ってたんじゃん!ってことで登り返しw
先ほどの「コンパス間違いポイント」まで戻って落ちついてコンパスを当てると、
なんだやっぱりコンパス合ってるじゃん!汗
(確かに地形図を見た感じの進行方向は違うんだけど)
ということで、正しい方向に進みなおしつつ、
反省点をお互い述べながら下りました。
具体的には、コンパス壊れポイントの1つ前のポイントでの現在位置の同定が間違ってた。
全く同じ向きに尾根が出てたから、そこでコンパスは当てて「間違いない」と思ったものの。
現在位置が違うのではそりゃ間違うよねえ、と。
つか、「ソコが絶対にここである」という根拠をもっと示せ、探せ、と。
思いこみはダメだよね、ちゃんとその都度確認しないとね、と、
さっき沢から登ってくる時に前回の講習の反省を話していながら、
なぜたった今、思いこみをしてしまったか、というような点について。
いやなかなか面白かったです。
非常~~~~に集中して神経使った。
やっぱ読図は迷わないと学ばないですねえ。(^_^;)
ということで、たった3時間半位だったんだけど、
ものすご~~く満足して帰ってきました。
今回は登りが初級者向きになってたので、山慣れた人向きの沢詰めコースとか、
岩尾根直登コースとか色々調査依頼して戻りました。
実に面白かった!!!!ヽ(^o^)丿
ご一緒していただいたkeg君、ありがとうございました♪
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