2010/09/12

唐松~不帰~白馬鑓温泉(3)

さて、話はちょっと戻ります。
チェックイン時のこと。

スタッフに天候&予報を確認すると、
「明日は午前曇り、午後晴れ」という予報だそうで。

受付の横にあったテレビに映ってたCATVでも黒部市の予報を見ました。
ずっと曇りマーク、夜中0時だけ雨のち曇りマーク。という状況でした。

本当は天気図の確認をしたかったけど、
携帯圏外だったのでウェザーニュースの情報がとれませんでした。
私はウェザーニュースの有料会員なので、普段はとても重宝してます。
天気図は12時間おきだし、予報も何もかもとてもマメに更新される上、
山岳気象予報やら、現在位置の雨雲レーダーまであってとても助かる。
しかし、携帯圏外では、ハナシにならないわけで。。。トホホ。

実は今回も無線機は持ってきてたのですが、
サブマシンの小さいやつだったせいか、
無線でAMラジオを聞けることをすっかり失念。
まあ天気予報を聞いても下界とは違うので、やはり天気図か。
てことは、やはり天気図の記入用紙がないとダメですね。
今回のことがあり、以降、必要だから持って歩こうと思いました。


というわけで、チェックイン時点で「テン泊か小屋素泊まりか」
の選択があったのですが、その時点では雨が降ってなかったこともあり、
夜中に雨が降ったとしても、ま、なんとかなるか、
ということでテン泊を選びました。


早速テントを設営。
宿の人から「風が強いかもだからしっかり張るように」と言われ、
石をテントの中にも入れて飛ばないようにし、
ポールの四隅も外側からガッチリ固めました。

それから前の日記に書いたようにゆっくりと夕食をとってからトイレに行って就寝。
天狗山荘はトイレもとてもきれいでペーパーもあります。(外来は100円)
9時から5時まで発電機を落としてしまうのが村営らしいなと思いました。



そして19時にシアワセに眠りについたあと爆睡。。。




次に起きたのは23時ごろでした。
なぜ起きたかといえば、風です。


ついに稜線を超えて、富山側からの暴風がやってきたのでした。



それから夜明けまで、いえ、夜明けが過ぎても、ずっとですが、、、
繰り返す暴風、暴雨、一瞬の静寂、そしてまた暴風、横殴りの雨、静寂、
と、飽きることなく、一晩中、嵐は続いたのでした。
(正確にいうと、朝も続いていました。)




夜中に何度か、暴風のためテントが持ちあがって横移動もしました。
正確にいうとヤバいなと思ったのが3回。
四隅が持ち上がる程度のはカウントレス。w



最悪なことに、私は今回ゴアライトのフライ無しを試したくて、
あえてフライを置いてきていたのが完全に裏目りました。(^_^;)
フライなしのゴアテンはそんなに雨に強くないというのは聞いていましたが、、、
やはり風圧がかかると、細かい霧のような水滴がテント内に侵入してきます。
この繰り返しにより、テント内部には確実に水分が蓄積されていったのでした。
最後、朝、撤収する時に見たら、
サーマレストがほぼ水没寸前なまで、雨が溜まっていました。(^_^;)



この大暴風雨+たまに雷の天体ショーつきの夜の間、
不思議なことに、私は結構眠れたのです。
もちろん、耳栓はしてましたが、音はすべて聴こえています。
が、どんなに酷い雨でも、雨の音は慣れるものなんだなぁと実感。
風の振動も、ある程度のものには慣れるものなんだなぁと。



しかし、どんなに寝ていても必ず起こされたのが、
あの、遠くからの
ゴォォォォォォオオオオオオオオオオオ
という山鳴りの音。
それはつまりあのジェット気流がまた吹き付けてくることを予告する音なのですが、、、
この音がするとハッと目が覚めました。
防衛本能なんでしょうね。シュラフの中で身構えていました。

また、山鳴りはないけど、小刻みに乱れた風が吹いた後に、突然来る、
あの、バーン!という暴風の時も、
テントごと持っていかれそうになるので当然目が覚めます。w


しかし、それ以外の時はずっと眠ってた私。
我ながら神経太いなぁと思ったのでした。
テント内が水浸しなので、ゴアのシュラフカバー(シュラフは羽毛)の中にすっぽりとくるまり、
唯一表面だけは水から出ているサーマレストの上で、割合に、快適に眠れたのです。




ということで、夜中23時に始まったそれは、いっこうに衰える気配もなく、
それどころか、明け方になるにつれ、勢力を増したようにすら思えました。

明け方、猛烈な山鳴りとともに、バーン!が1回来て、
またテントごと持っていかれそうになりましたが、
大丈夫だったのでそこでまた不貞寝をしていました。
遠くでテントを撤収しているパーティの声が聞こえました。
(その夜のテントは合計4張)



そしてどれぐらい眠ったでしょうか。



ふと気付くと、私の名前を呼ぶ人がいます。
相棒L氏が、切迫した声で私を呼んでいたのでした。

いわく、撤収手伝うから!とのことなので、もう撤収したのか聞いたところ、
なんと、その明け方のバーン!の時、テントがまじめに飛ばされそうになり、
ポールも曲がったので怖くなり、風が弱くなったのを見計らって撤収したそうな。

そんなことはつゆしらず、それから1時間以上も寝てた私。w



てことで、しぶしぶ起きだして撤収開始。
見れば、シュラフカバーとシュラフ、そして私の体以外のすべてのものがびしょぬれで。w
シュラフカバーはイスカのゴアですが、中の羽毛シュラフは全く濡れていません。
イスカばんざい!おかげで一晩中快適だった♪



ここまでなんでもかんでも濡れてると、逆に肝も据わるというものです。

淡々と撤収して自炊室へ。(この自炊室は本当にありがたい)
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ご飯を食べて身支度をして、そして小屋を離脱しました。
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