2009/02/08

西穂独標(積雪期)(1)

厳冬期の西穂に行ってきました。
天候不良で3回延期になっていたのですが、
4度目の正直?で、やっと決行と相成りました。

2月7日土曜日、朝、駐車場で4人全員合流し始発のロープウェイで出発。

ロープウェイの山頂駅から先は、楽しい新雪歩きが待っていました。
新雪っていっても、トレースついてるし、ラッセルも必要ないからラクチン♪
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天気は快晴です。 Σ(゚Д゚)
目指す西穂を眺めながら歩きます。
はてさて、どこまで行けるのやら??
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途中、遭難した友人に献花して、西穂山荘到着。


ここに冬にくるのは初めて~。
小屋は、夏とはだいぶ様子が違っていて、冬用入り口があり、
夏のウッドデッキみたいな広場みたいなトコは雪に埋もれてました。
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ここで不要な荷物をデポッて、荷物を軽くして、
さっそく独標まで出かけることになりました。
気温はマイナス3度。
ちょっとびっくりするぐらい暖かく、しかも無風です。


丸山らへんから、目的地、西穂高岳。
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だいぶ近くなってきましたよ♪
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シュカブラ
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そして独標の下部です。
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みんな無事に独標まで来ました。
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で、まぁここまで簡単に来ちゃったので、
続きは当然行きたいわけですが、時間が、、、。

この時点ですでに12時44分だったので、
残念ですが、山頂は断念します。
でもちょっとだけ、様子を観に、その先に行ってみることになり、
Yさんと2人でピラミッドピークの手前まで行きました。

独標をピラミッドピーク側に降りるときが一番怖かったかな。
(写真:Tさん撮影。ありがとうございます)
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なぜ怖いかというと、両側が切れ落ちてて、
どっちに落ちても滑落するってのはどこも同じ条件なのですが、
この独標の下りだけ、ちょっとハング気味になってて、
足元があんまりよく見えないんですね。
ってことで、「確実な足場」を求めてちょっと時間がかかりました。
Yさんがアドバイスを下さったので助かりましたが、
単独で行く場合はイヤな個所だろうなぁ。
夏場もここはとてもイヤだったことを思い出しました。

この下りで、真剣に足場を観察しながら降りてたら、
メットが落ちて飛騨側に吸い込まれていきました。(;・∀・)

カラーンコローンと音を立てながらゆっくりと落ちていくメットを見ながら、
あのメット、夏の西奥縦走用に買ったんだっけなぁ、などと懐かしみつつ、
消えていくヘルメットに別れを告げたのですが、
皆様、お騒がせしてすみませんでした。m(__)m

さて、そこからは、ナイフリッジ
(雪庇が信州側に張り出してる)を通って
2つ目の岩峰まで行きました。
次の岩峰がまさにピラミッドピークです。

1つめの岩峰の手前通過中
(写真:Tさん撮影。ありがとうございます。)
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1つ目の岩峰から、独標。
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2つ目の岩峰から、独標。
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このままピラミッドピークに登ってしまいたいけど、
ここはぐっとガマンで来た道を戻って独標到着。

名残を惜しみつつ、山荘に戻ります。
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いやほんとに見事なまでに晴れていました。
でも、今あらためて見ると、この雲は不吉ですね。
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小屋に到着して、さっそくテント組はテントを建てて、
私は小屋にチェックインして荷物を整理して布団を確保。
小屋はガラガラでした。
水道使えないのが少々痛いですが、素泊まり6800円。
布団は意外にもフカフカに近く、快適に眠れました。

テントが張れたところで、1Fの喫茶室に集まってビールで乾杯!
名物西穂ラーメンを食べる人も。

今年から喫茶室で「ニオイの強いもの」の自炊はNGとなったため、
蟹鍋はテントの中でやることになりました。

実は乾杯した頃から急速に天気が悪化しつつありまして、
蟹鍋をしにテントに行ったころには、もうすでにまわりは吹雪、、、。
これだから高い山は怖いです。
もしも今日、山頂強行していたら、帰りはこの吹雪に巻き込まれていたはず。。。

高所の天気の移り変わりの速さを身をもって知ったのでした。


私はアレルギーがあって蟹が食べられないので、
自分用のコッヘルを持参で、自分用のゴハンを食べました。
みんなは土鍋に蟹の足を折って入れて
(なぜかまだ生きてたのでちょっと痛そうだった(;・∀・))
おいしそうにむしゃぶりついていました。
あまりにおいしそうだったので、Yさんに「ちょっとちょうだい!」と
ツマミ食いさせてもらいましたが、(゜Д゜)ウマー!!でした。w

テレビ東京の取材陣が来てて、いろんなものを撮ってたのですが、
夜のテント生活?の撮影をしにやってきたので、撮ってもらいました。
2400mの吹雪の中で土鍋で蟹茹でてるやつもあんまりいないでしょう。w

20時にはお開きにして、私は宿に戻り、そのまま寝ました。
(夜中、なんどか目が覚めたら、すごい吹雪の風の音で、
「テント組大丈夫かなぁ。明日いけるかなぁ。」などと考えながら、
またドロドロと眠りに落ちていきました。

(つづく)
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