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2007/09/29

西穂~ジャンダルムを越えて~奥穂縦走(4)

2日目(3)天狗~奥穂

天狗の頭で休憩の頃からちょっと天気が怪しくなってきました。
結果、ここからジャンダルムまでの間に、3回大粒の雨がバラバラと降ってきました。
そして私らの同行者が暴風雨を呼ぶオトコだったというのもあり、
先週の体験もあったので、バラバラと降り始めたらすぐに雨具を装着!
ということを繰り返したのですが、雨はたったの5分程度しか降らず、
すぐにやむのでした。
そして、雨具を上下つけるとやたらと暑いので、すぐに雨具を脱ぐ、
ということを、3回繰り返しました。


コースガイドによれば、天狗の頭(天狗岳)から、
20mの長いチムニーを降りて、天狗のコルに降り立ちます。

P1020933.jpg




このコルはコース中、唯一、ビバークが可能な場所らしいです。
昔、避難小屋があったらしく、そこには石造りの土台部分の残骸があります。


そしてそのコルを抜けると、標高差350mの一気登りです。
これが本コース中最大の消耗所らしい。

P1020935.jpg


そして、その350mの標高差をゼイゼイ言いながら登ったところ
(その手前に何度も小ピークあり)が、コブ尾根の頭といわれるところです。

コブ尾根の頭のあとは、いよいよジャンダルムです。

このコブ尾根の下りが、実は結構イヤな感じでした。
飛騨側の沢にむかって落下するような下りで、
足元が良く見えないハング気味の斜面です。
しかも、道標の○印が途中から見えなくなっており、
ルーファンにしばし時間をとられました。
高度感がかなり強いので、私の押さえ込んでいた「恐怖症」が
じんわりと顔を出し始め、動作がスローモーに。。。

そこが終わると、今度はいやらしめのトラバース下降が1つあり、
そこだけは一瞬全体重を鎖にかけないといけない場所だったので
すごくヤな感じでした。(ムーブが悪かったのかしらん)

ジャンダルム下部のコルに到達。

そしてそこのコルから見るジャンダルムへの登りが、
切れ落ちたつるつるのスラブに鎖が1本。。。


P1020940.jpg


とても怖く見えました。
(実際に登ってみるとそう怖くはないのですが、
ビジュアル的にはかなりの恐怖感です。)

事前にネットで調べておいたので、
ジャンへの登り降りの仕方についてはわかっていました。
左側に巻いていかないほうがいいこと。
取り付き下部にザックを置いて右へ右へ登るのがいいこと、
ネットって本当にありがたいです。

ちゅうわけで、ザックをデポして空荷で登ると、
背中が軽くて、同行者は、足にジェットエンジンがついたみたい、とか
あまりに軽くて嬉しくてカメラを忘れてしまった、
とか言ってましたが(笑)、私は重心バランスが狂ってしまい、
最初はフラフラして危なかったです。(;・∀・)

荷物が軽いって何て楽なんでしょう!

てわけで、無事にジャンダルムに登頂♪

あいにくのガスで何も見えませんが、奥穂山頂からの声は聞こえました。
有名らしいアイアンプレート。
これ作った人、ほんとにすてきな人だなあ♪

P1020937.jpg



さて、ジャンの基部まで戻り、荷物を背負いなおし、
うわさに聞くジャンの下部トラバースを行きます。
が、思ったよりは怖くなく、「やだな」というのは一瞬でした。
(ちょうど劔の下りのカニのヨコバイの1歩目みたいな感じ)

そして、ロバの耳(奥穂側最大難所)高度差80mに差し掛かります。


P1020945.jpg


もう、見るだけでイヤになります。(;´Д`)
これを登るんかい。。。

振り返ると、ジャンが妖怪のように姿を現していました。

P1020947.jpg


そして、ロバミミに到達。
そこから見ると、目の前に問題の馬の背が、、、
そしてそのむこうにはゴールの奥穂が見えました。

P1020952.jpg


ロバの耳の下降は若干いやらしい感じがしましたが、
それは多分、馬の背の登りがあまりにも超絶的に怖くみえるからだと思います。

実際に登ってみると怖さは「まぁまぁ」なのですが、
遠くから眺めると「絶対ムリ!」って思ってしまうのでした。

前日に同じ個所を通った山仲間は
「これを馬の背と命名したやつは馬を見たことがないに違いない」
私の同行者は
「これを馬の背と思うやつは一歩前に出ろ!」といってましたが、
ほんとにその通り。。。(;´Д`)

umanose.jpg



いや、多分、馬の背部分っていうのは、登りが終わってからの部分だと思うんですが、
そうじゃなく、登りの部分の、角度にして50度のナイフエッジ状の部分。
これは、どう考えても、恐竜やゴジラの背びれです。(;´Д`)

写真提供hさん(ありがとう!)
3359444_3989342935.jpg






馬ノ背 傾斜50度、長さ20mのエッジ

P1020953.jpg




たしかに登ったあとは馬の背みたいに平らだけど。

P1020957.jpg



そしてもう1つオマケで馬ノ背(平ら)があって、
ついに奥穂高岳 3190m に到着♪
8月にきた時は、高山病で登頂を断念したのでした。
だから嬉しかったなぁ。
っていうか、完走できたのがすごく嬉しかった。
後ろにはジャンが不気味な姿を見せています。

P1020969.jpg


ついにやったぜ!ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!



幸い、この頃から天気が回復してきたので、
思う存分写真を撮りまくります。

そして下山。

奥穂の山頂から小屋まではどうということはないのですが、
「最後まで気を引き締めていこう」と、声をかけあって降りました。

穂高岳山荘
P1020970.jpg



つづく




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