2007/08/07

槍穂縦走(3)穂高岳山荘~涸沢~パノラマコース~上高地

8月3日金曜日 穂高岳山荘→ザイテングラート→涸沢→パノラマコース→上高地(西糸屋山荘泊)

夜半は猛烈な風雨。
朝5時出発の予定だったので4時すぎ起床。
しかし、昨夜からの体調不良がいよいよ本格的になってしまいました。
昨夜から頭痛がしていたのですが、今朝は気持ちも悪く胸もムカムカ、
典型的な高山病の初期症状です。
天気は霧雨なのでそう悪いコンディションでもないのですが、
気力がなくなってしまい、目と鼻の先の奥穂に登る気がどうしても起きません。
高度を上げれば症状が酷くなるのは、C君が遺してくれた貴重な教えであり、
この場合の私は、一刻も早く下山する、というのが正しい行動のように思えました。

ので、空荷のピストンで奥穂のピークを踏みに行くチーム岡山のメンバーを送り出し、
紅茶をたっぷり飲みながら、部屋でごろごろ寝ていました。

ほどなく、チームが戻ってきて、7時21分出発、ザイテン経由で涸沢へ下山開始です。
昨夜の段階では、天気が保てば奥穂~前穂~岳沢~上高地を予定していましたが、
雨天のためチームは前穂+岳沢は諦めることに。
私もこれ以上高度は上げたくないので涸沢から下に下りることとし、
結局全員で涸沢に降りることになりました。

今年は雪がたくさん残っており、たとえば北穂山荘の下部などでは下山口の雪渓部分にスタッフが電ノコをかけて雪のブロックを切り出し、安全に通れるよう通路を作ったりしていました。
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上部からみる涸沢
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下りはあっという間です。
雪渓を1箇所渡って、涸沢小屋に到着。
なんと、こんなものが。(笑)
当然ですがとりついてみます。
が、登山靴に重いザックのためか、体が持ち上がりません。^^;
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涸沢テン場。
雪多いです!てか、テン場の7割が雪って感じ。
通路もほとんど雪に覆われています。
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ヒュッテについて軽く食事。ガスがちょっと晴れて、涸沢槍が見えました。
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上のほうはまだ雲の中のようなのですが下のほうは晴れてきたので、
景色を期待してパノラマルート経由で下山することに。
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ルートには雪渓が何箇所か残っており、アイゼンは必要ないものの
ちょっと神経を使うシーンが何回かありました。
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屏風のアタマまではパノラマルートならではの景色が楽しめました。
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慶應尾根の下のあたりも大きな雪渓が残っており、
スノーブリッジの上を渡って川を越えました。
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徳沢に到着。徳沢ロッジで蕎麦を頼んだら、これがえらい本格派でした。
(だから注文してもなかなか出てこないけど^^;)
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徳沢から上高地西糸屋ホテルに電話をして、ハイカーズベッドの予約をしました。
ハイカーズベッドは、その名の通り、hiker's bed という意味で、
西糸屋さんは普通の旅館なのですが、山屋のために、二段ベッドの部屋やら雑魚寝の相部屋やらを置いてくださっています。
1泊2食で7700円、お風呂もあるのでかなりお安いです。
ということでここを予約しようと、最初私が電話した時は、
女性2、男性1ならいけるが、女性3名はムリ、といわれました。
が、チーム岡山の隊長に電話を変わってもらい、
隊長から「なんとかなりませんかねぇ」と頼んでもらうと、
なぜか「なんとかしましょう」という返事が。^^;
これも隊長のご人徳のなせるわざなんでしょうか。 Σ(゚Д゚)

なにはともあれ全員が無事に寝床を確保できたので、足取りも軽く
(実は長距離の下りで疲れてたのでかなりしんどかったが)
上高地に戻り、ホテルにチェックイン。
宿は快適で、何よりお風呂が最高でした。
上流の沢から水を引いてるので温泉ではないのですが、
4日もお風呂入ってないから(笑)、もう極楽気分!!!

お食事もかなりおいしくて、しかも大好きな川魚の塩焼きが!\(^o^)/
(翌日は隊長の分まで川魚もらっちゃいました。(笑))
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食事の時は相部屋で一緒になった人たちと話をしたりして、
なかなか楽しいひと時でした。
疲れもあって20時すぎには就寝。
明日は天気が保てば焼岳に行く予定です。
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