2010/12/18

地図読み間違いの検証

2010年12月17日の地図読み山行の下見山行で間違えた場所を
翌日再検証してみました。

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昨日なぜそういうことが起きたかといえば、
現在位置をSだと勘違いしていた。その場所は本当はRだった。
現在位置がSだとすれば、右の尾根に行かねばならないという意識があった。
Rにも右に行く尾根があったので右に行った。
しかしその時点でコンパスは、行くべき方向は「左側の尾根」(正しい尾根)というふうに指していた。
しかし現在位置がSだと完全に思いこんでいたので、
コンパスが間違ってると、コンパスを悪者にして右に行ってしまったw

ではなぜ現在位置をSだと思い込んだかといえば、
その直前、Qから降りてきて軽い傾斜の緩やかなピークぽい場所に出た時に、
右に落ちる尾根があったので、そこでコンパスを当てた。
コンパスは右に落ちる尾根の存在を正しく指したので、ではここはRだと思い込んだ。
しかし、道迷いが発覚してからよく見ると、Qの先、右下あたりに同じような場所(ニセR)があり、
同じく右に降りる尾根が同じ角度で発生していて、両者は極めて似た地形であることがわかる。
そのことに気づかず、このニセRの地点をRだと仮定してしまったために、
次に来る地点をSだと無条件に思いこんだ。
RとSは、両方とも、尾根が左右に分岐しているため、これまた似ているのである。

このことを防ぐためには、地形図から、地形と標高以外に、距離を掴む練習が必要と思われる。
地形図は、250mが1cmで示される。
山行中に使ってる地形図は、2倍に拡大したものであるから、125mで1cmである。
※山行中に使う図にそういうメジャーがついてるといいなと思った。
QからニセRまでが1cm、そこから本当のRまでが1cmである。
このことから、QからRまでが250mの水平距離があることを事前に読みこんでおけば、
Rの位置を間違える可能性は少し減ったと思われる。

また、もしもQからRに降りる時に注意深く観察していれば、
ニセRで、右に降りる尾根があっても、
そこがRではないことを証明できたはずである。
なぜならば、そこがRであるならば、その手前に、
ニセRの、右に降りる尾根があったはずだから。
それを見逃したために、「最初の分岐=R」と思いこんだ。

つまり、今回の尾根間違いは、
1.RとニセRを間違えた(直接原因)
2.ニセRをRと思いこんだために、次に来たRを、Sだと思い込んだ
3.コンパスの針は正しい方向を指したのに信じなかった
4.1の原因として、QからRに向かう間の観察不足
5.水平移動距離の感覚の欠如

の5点からなったものである。

とくに3は致命的で、たとえ1と2があったとしても、
3の段階で、「おかしい」と、検証し直しにならなかったのが、
自分でも呆れてしまう。
少し前に帯磁して自分のコンパスが信用できなくなったせいか?

今回、講師は、完成したルートの案内が目的だったのでコンパスなし。
もしも講師がコンパスを持参していたとしたら、
講師のコンパスの針も私のコンパスと同じ方向を指しているはずであり、
この時点で、「おかしい」ということになった可能性は大。

このことは、リーダーがいる山行であっても、
全員がリーダーについていくのではなく、全員が地図にコンパスを当てる、
ということが非常に重要であることを示唆するものである。
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2010/12/17

麻生山(地図読み講習下見)

今日はkeg君と、読図講習の「沢コース」の下見に行ってきました。
コース開発はkeg君で、私がインプレとか改善点を具申するという形です。

沢ぞいに登って行くところはフツーな感じで、私からするとちょっと物足りない感じ。
沢から地形図見ると、尾根から見るよりはるかにわかりにくいというのがわかって、
なるほど山岳会の人と沢登りしてても、ツメで違ってるのはそういう理由か、と、
妙に納得したりして。
実に難しい沢からの読図なのでした。

そしてある程度沢を詰めたところで、初心者用に尾根に乗ります。
で、尾根に乗って、支尾根の鉄塔を確認してから、
ピークまで急登して今日の山頂へ。
10分だけ休憩してオニギリを食べますが、
今日の御岳山の気温がマイナス5度だったとか?
道理で寒いわけです。
雪はないけどとにかく寒いのでじっとなんてしてられません。

というわけでそそくさと退散。
ここからがメチャメチャ楽しい尾根下りとなりました。
もちろん道のない尾根ですが、これがもう迷い度満点でwww
ものすごくわかりやすいくせにものすごく迷いやすい。汗
いくつも罠があるのですが、1つめ、
keg君が一人で来た時に迷ったというポイントは無事に回避したものの、
2つめ、ここはリアルの見た目と地形図が違っていて(進行方向が45度違う感じだった)、
あろうことか「コンパスが不具合である」という結論にしてしまった私。汗
(実は初回の読図講習下見の時にコンパスが帯磁して正反対を指したことがあり、
それは治したものの、どうもイマイチ信用できてなかった。
シルバのコンパスですが、気泡も入ってるし、今日は気温低かったから動きが鈍かったのかも。)

てことで、コンパスがぶっ壊れたという仮説を立てて、
コンパスではなく、見た目を優先して尾根を降りていったら、、、

しばらくして、keg君が、いやここは違う。と。
なぜならカクカクシカジカだと、明確な理由を述べてくれて、
言われてみたら確かにそうだ、と。

え、では、コンパス合ってたんじゃん!ってことで登り返しw

先ほどの「コンパス間違いポイント」まで戻って落ちついてコンパスを当てると、
なんだやっぱりコンパス合ってるじゃん!汗
(確かに地形図を見た感じの進行方向は違うんだけど)

ということで、正しい方向に進みなおしつつ、
反省点をお互い述べながら下りました。

具体的には、コンパス壊れポイントの1つ前のポイントでの現在位置の同定が間違ってた。
全く同じ向きに尾根が出てたから、そこでコンパスは当てて「間違いない」と思ったものの。
現在位置が違うのではそりゃ間違うよねえ、と。

つか、「ソコが絶対にここである」という根拠をもっと示せ、探せ、と。
思いこみはダメだよね、ちゃんとその都度確認しないとね、と、
さっき沢から登ってくる時に前回の講習の反省を話していながら、
なぜたった今、思いこみをしてしまったか、というような点について。

いやなかなか面白かったです。
非常~~~~に集中して神経使った。

やっぱ読図は迷わないと学ばないですねえ。(^_^;)

ということで、たった3時間半位だったんだけど、
ものすご~~く満足して帰ってきました。
今回は登りが初級者向きになってたので、山慣れた人向きの沢詰めコースとか、
岩尾根直登コースとか色々調査依頼して戻りました。

実に面白かった!!!!ヽ(^o^)丿

ご一緒していただいたkeg君、ありがとうございました♪

2010/12/08

地図読み講習会

ネットの山友に呼びかけて、地図読み講習会を行いました。
前々から読図出来ない山友が多かったのが気になっていたのと、
某大手出版社主催の初心者向け地図読み講習が、ありえない高額だったのに腹が立ちw、
自分たちでやることにしたのでした。
初心者相手だからこそ、お財布に優しく、だけど内容はとても濃い、
そういうものを目指しました。
講師は、五日市在住で裏山を知り尽くしている友人のkeg君に安くやっていただくことに。

keg君が何度も何度もコースとなる山に足を運んでくれ、
私が1度予行演習でチェックしに行ったのち、
晴れて12月4日土曜日に決行となったのでした。

当日の参加者は9名、お天気も快晴無風で、山座同定もできてとても良かったです。
初心者向けということで組んでもらったコースでしたが、
参加者のうち7名は山を歩きこんでいる人たちなので、少々物足りない位でしたが、
2名は山を始めたばかりの方々なので、ちょうどよかったのでは。
ヤブコギや尾根直登等で登山道を外すのが初めてだったそうで
ところどころちょっと苦労されていましたが、楽しかったようで、ほっとしました。

ビデオを作ってみました。



今回は「尾根コース」だったのですが、次回は「沢コース」、
そして、いずれ、バリエーションの続く中級コースもやりたいね、と話しています。
月1回ぐらい、コンスタントに続けられたらなぁと思っていますので、
ご興味のおありの方はお気軽にお声掛けください。
(ツイッターでも、ここのコメント欄でも)
初心者向けのコースに関しては、山歴は問いませんので、山初心者参加OKです。
集合場所は、武蔵五日市の駅で、日帰りとなります。