2010/09/20

前穂(雨天撤退)

さて、連休中日の午前中に徳本峠から降りてきてしまったので、
岳沢に登って1泊して前穂に登ろうということになりました。

岳沢分岐10:34
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天然クーラー
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ウマノセから独標まで勢ぞろい
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あわよくばその日中に前穂アタックと思ってたのですが、
なぜだかしんどくてペースがあがらず(多分前日の霞沢疲れw)

小屋が見えてからがやたら遠く感じます。
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岳沢小屋についたらもうお昼(12:30頃)でした。

お天気もいいことだし、やたらと暑いし、今から登るとまた遅くなるし、
ここはやっぱり生ビールではないだろうか、ということで。w

早速テン場を申し込んで、テント設営です。
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そして乾杯!やっぱり生ビールはおいしい♪
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今回岳沢に登ってきた主たる目的は今夏新築なった岳沢小屋の見学でもあったので、
ここぞとばかりにじっくり偵察させていただきました。

テン場。河原を渡って反対側に登っていきます。(前穂に向かう登山道の途中にある)
足場が悪いせいか小屋からは徒歩3-5分でかなり遠い印象。
北穂小屋のテン場ほど遠くはないですが、七丈小屋ぐらいはあります。

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道標は大きな岩にきれいにわかりやすくペイントされています
(とは言え、毎回雪解け後に岩がゴロゴロ出てくるわけで、ルートは細かいところは逐次変更でしょう。)
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昔の雪崩避けの石積みの残骸。
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小屋の全景写真がないですが、これは翌朝撮った正面写真。
むかって右側が宿泊棟、中が食堂受付売店棟、左がトイレ棟。
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玄関横
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玄関の様子。
水は無料です。
あと、生ビールがおかわり100円引きなのが魅力的
チューハイ派にはチューハイもありますw
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中の壁。
入ったところは避難小屋扱いなんだそうで、机とベンチが2組あったように記憶してます。
そこの部分では雨天時などテン泊の人がバーナーとか使っても構わないそうです。
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ここが一番感動したところ。(笑)
ネットで天気が見られたり、携帯充電が無料だったり。
おつまみやらドーナッツやら細かい食べ物の品ぞろえもなかなかいいです。(値段も安め)
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それ以外に写真を撮り損ねましたが、小屋前に石畳の広場があり、
かなり広くてベンチや机があるので(西穂小屋前みたい)
そこでもお弁当を食べたりできます。

トイレは本棟の下の段にあり、女性用は、和式1、洋式1の2槽体制でした。(男性のは知らないw)
ペーパーは常備、手洗い水が豊富に出ます。
ちなみに、トイレは靴を脱がないといけません。
外来者はチップ100円。
また、カーテンつきの更衣室があるのが面白かったです。


この小屋の定員は30名で、部屋に入りきらない人たちには
シュラフを貸して物置に泊まってもらうらしい。
これは受け付けで説明してるのを聞きました。
で、さらに溢れた人たちには小屋まわりに常設した
モンベルのテントで寝てもらってるみたいです。
小屋まわりにモンベルの4人用テントがいくつか張ってあり、
そこに泊まってる人たちが幾人かいました。

実は私たちはそのモンベル常設テントの専用スペース?にテントを立ててしまったのでした。
モンベル以外にも他のテントがいくつかあったから何も考えずに立てたのですが、
あとから小屋の人に言われたのは、テン場が満杯になった時のみ小屋近辺に張ってよいらしい。
そこでテン場を見に行ったのですが、すでに満杯。。。
ほかにも小屋前に張る人が出てきたため、まあ今回はこのままで、ということに。。。
以降気をつけたいと思います。。<(_ _)>


ということで、ビールを飲んだあとはお昼寝をして、そのあとお散歩をして。


秋の気配
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秋の空。どこまでも♪
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そして翌朝3時半起床4時半出発という予定で、早めに就寝(日没前から)いたしました。



・・・夜中の3時にテントをたたく雨音が。。。




撤退決定!



次なるミッションは渋滞回避!です。




テント内で各自食事を済ませた後速攻で撤退、下山にかかりました。

5時37分 岳沢小屋発。
6時35分 分岐到着。はやっ。w
7時00分 上高地発のバス乗車
7時40分 沢渡着。


駐車場で着替えだけして温泉にもコンビニにもSAにも寄らずに
そのまま中央道をまっしぐら。
あの時間帯でも上り1km渋滞が出始めていて、おそるべし、連休の中央道!

10時50分 都内自宅着。

無事にミッション完了いたしました。(`・ω・´)シャキーン


前穂はまたいつでも行けると思うので、
天気のいい時に今度はのんびりと楽しみたいと思います。
そういえば、前日前穂から降りてきた人たちが「頂上2時間待ち!」
「だから時間切れで登れなかった」等とぼやいていたので、
今回はどっちにしても登れないスケジュールだったのかもしれません。

というわけで、霞沢岳~前穂という変則山行に
ずっとご一緒していただいたL氏、今回もありがとうございました。
だらだらした日記を読んでくださった読者の皆さまもありがとうございました。<(_ _)>


※帰りに急いだあまり上高地BTにLEKIのポールを忘れてきてしまったのですが、
電話したら即日着払いで送ってくださいました。
1つ返事で親切に対応してくださった松本電鉄上高地営業所の方々にお礼申し上げます。<(_ _)>

(同じストック忘れでも、まったく冷たい立山●部●ルペンルートとはえらい違い。。。
って、なんどもストック忘れるなよ、ですね、すみません。<(_ _)>)
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2010/09/19

霞沢岳(4)

テン場帰着が17:13.
行く時には数張りしかなかったテントが、20張りぐらいに増えていてびっくり。
皆さんやはり登ってきた日はノンビリ過ごして翌朝アタックのようです。

早速ビールを買ってきて乾杯し、さっさと晩御飯。
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なにせ食べ始める頃にはもう暗くなってしまってました。
L氏はまた肉を豪快に焼いてます。w
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疲れのせいか、その後まったり飲むということもせず、
19時過ぎには就寝。(まわりが早かったというのもある)

翌朝起きるといいお天気でした。(爆)
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とはいえ、あの行程を知ってしまうともう1回アタックする気にはならず。(^_^;)
ま、これもご縁なのでしょう。
45秒見晴らし台からしばし山を眺めてゆっくり過ごしました。
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これが霞沢岳の底力。
徳本峠からでこれだけ見えるのですから、霞沢岳から見たらさぞや・・・です。
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このテン場好きだなぁ、風情があって。
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のんびり朝ごはんを食べて。(久々にいつものショートパスタ+スープの組み合わせ)
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その後、のんびり撤収して8:10出発。
徳本峠分岐9:25分着。
この後、明神まで一緒に歩き、明神にある岳沢分岐でJunkさんとお別れしました。

まったりした良い山でした、といいたいところですが、
なかなか思ったよりハードな山で、天気に恵まれなかったのは残念でした。

でも、今回のメンバーは同じ年代が集まったため、落ちついた雰囲気で非常に良かったです。w
またこのメンバー(というかこの年代)で登りたいなぁ。
霞沢岳自体も、できれば今年中に再訪したいなと思ってます。

ご一緒いただきましたL氏、Junkさん、ありがとうございました。ヽ(^o^)丿
2010/09/18

霞沢岳(3)

K1到着は13:28。
ガスで真っ白ですが、時折ガスが薄くなることがあり、
K2の位置を見定めて、そちらに向かいます。

K1から降りる
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どうやらあっち方向らしい。
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ここからは小ピークのアップダウンが延々続きます。
森林限界も過ぎてあたりはハイマツ帯。

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視界がいい日なら天国みたいに楽しそうなのですが、
視界が悪いと、これはもう地獄でしかありません。w
なにしろ、次のピークしか見えなくて、そのピークを超えると
さらに次のピークがあるという状態。
一体どこまでいけばK2になるのかさっぱりわかりません。

ここを超えたらピークだ♪
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と思ったら違かった。Orz
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山と高原地図はおろか、25000の地形図でさえ、
K1とK2の間にはピークは1つもありません。(^_^;)
(もちろん、GPSを拡大してみるとちいさなピークがいくつもあることがわかるのですが)

晴れてれば最高ですよ~♪
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そんなわけで、ガスの中、次々と波のように現れ来る小ピークに
精神的にかなりしてやられました。

ええええ、あんなに遠いの?Orz
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なにしろ下山時刻のことが頭にあるので焦り気味です。
昔三叉から蝶~常念と1日で縦走した時の常念の遠かったことが蘇る感じです。
で、いつの間にかK2と思われるところを通過し(何も標識がない)、
さらに山頂目指して突き進みます。ほとんど半泣き。w

GPSチェック中
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ぐわあ、双耳峰みたいになってる。。。
まさかあの先さらに行くのぉ?(^_^;)
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と、泣きながらw2人の後を追っていきます。
天気悪いから花しか楽しみないし。(´・ω・`)ショボーン

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そして、最後のトラバースを経て、やっと14:11山頂についたのでした。
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ついたメンバーの「狭っ! 地味!」という声が聞こえましたが、
ほんとに地味で狭い山頂で、山頂表示板が低い位置にあるのみのシンプルな作り。(^_^;)
当然視界はゼロです。

座って10分ほど休憩して、記念撮影もしないで早々に立ち去りました。(^_^;)
恒例の「生クエン酸」いつもありがとうございます。
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ちなみにこの山は白山なみに虫が多く、口の中にも飛び込んでくるのですが、
この山頂休憩で私を含めメンバーはブヨまたはブヨのような刺す虫にやられました。(^_^;)

さて、これから下山ですが、往路、CT4:00に対して3:40と、たったの20分しか縮めていません。
メンバー全員健脚の部類で空荷なのになんたること!
予想では軽く3時間で登れるはずだったので大ショックです。
では下山は超速攻で、と思ったのですが、これがまたアップダウン+悪路で苦戦。。。

お昼御飯を立って食べたところ。晴れてきたみたいです。
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16:37 ジャンクションピーク到着。

疲労がうかがえるメンバーの後姿w
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17:13 なんとか明るいうちにテン場到着。
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下りCTは3:10 
これに対して実際にかかったのが3:00。。
そもそも、K1から山頂まで25分ってかいてあるけど、40分かかってるし。(^_^;)

普段からすると、ちょっと考えられない事態です。
山と高原地図37番は愛用してこれで2冊目になるんですが、
ここの部分だけはちょっとCTがきつすぎるのでは、と思ったのでした。
(ほかのところはテントを背負っても休憩含めてCT内で行けるので)

ということで、侮るなかれ、の、霞沢岳!
驚きの連続の、野趣深く味わい深い山でした。ヽ(^o^)丿

(つづく)
2010/09/18

霞沢岳(2)

10時30分出発。
小屋から45秒で見晴らし台。
そこからみても明神も穂高も穂先をガスに隠したまんま。
見晴らし台から横に伸びる道が登山道に繋がっています。
登山道と合流後、まずは1つめの目標であるジャンクション・ピークを目指します。

ガスが出てきたー。
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往路はなんとも思わなかったのですが、結構急な登りだったらしく、
よく考えると途中ジグザグに道を切ってあるところもありました。
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11:02、スタジオ・ジャンクション。
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そこだけ木を切って穂高方面が見えるようにしてありました。正面焼岳。
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そこからさらに登っていくと、11:22ジャンクションピーク到着。
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残念ながらガスで眺望(松本方面)は開けず。
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ジャンクションピークから次なる目標ポイントの「湿地帯」まで。
小ピークのアップダウンを繰り返しながら木の根道をグイグイと進みます。

稜線上はこんな木も。
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北アルプスというより近所の里山に近いような印象を受けるのは、
森林限界を超えていないからでしょうか。
また、土や岩の質がが槍や穂高と明らかに違っています。

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登山道は最小限の手入れしかされていないので、非常に野趣にとんでおり、
よく言うと 風 情 の あ る 静 か な 山 なのですが、
反対の角度から見れば、

歩 き に く い こ と こ の 上 な い 。です。w

とくに、土の質が粘土質なため、雨の溜まったところのヌルヌルヌチャヌチャぶりは
筆舌に尽くしがたいカオス状態で。(笑)
ここでこけたら百年目と思いますから、
絶対こけないようにイヤでもゆっくり慎重に歩くようになります。
この歩きにくさは、たとえて言うならば、
3月下旬の八ヶ岳南沢のつるつるに凍った下山道みたいな感じ。

秋の気配が少しずつ。ゴゼンタチバナの実
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も、もしかして、あれが山頂? と、遠くない???
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ま、間違いない、あれが山頂(右側)だ。げーっ、、、遠い。(T_T)
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ヌチャヌチャと戦いつつ、11:53「湿地帯」に到着。
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ここはまたコル部になっていて、とにかくこの稜線はアップダウンが多い。
似てるとすれば、日光の金精山から奥白根までの道に似ているかも。

次なる目標ポイントはK1です。
K1は頂上稜線なので、まずはとにかくK1を目指してスタコラ。
ほんとに近所の藪山みたい。(笑)
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途中、左側の沢(霞沢の支沢)の上が完全に切れ落ちてるポイントがあり、
(写真雲がかかってるのが頂上です)
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眺めがいいですが、よく見るとナイフリッジ状になっていて左に落ちると命の危険が。
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(帰りにここでメンバーが一人こけて冷や汗をかきました。(^_^;))
ここで立ったまま食料補給。
(考えてみれば霞沢岳は、座ってご飯を食べられるようなところは
ジャンクションピークと湿地帯、頂上稜線以外にはなかったのであります。)

食後すぐに出発。
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秋の気配。オオカメノキの実
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※ここからカメラのモードが間違ってISO1600になってしまい画質が粗くなってるので画像サイズを下げます。(T_T)

さあ、まずはあのK1を目指そう。(真ん中のガスがかかってるピーク)
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秋の気配。マユミの実。
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やたら急登が出てきます。
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上高地側に回り込んでみると、ちょっと晴れてきた?
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六百山側のトラバース。木をまたいで乗り越えます。
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そしてこの直後が有名な?(悪名高い?)K1のガレルンゼ。
ルンゼというか、沢の最後の詰めみたいな感じのガレザレなところです。
落石当たり前で掴みどころがあんまりないため、トラロープが張ってあります。
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ピーク直前にシラタマノキの群生
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ゼィゼィヒィヒィいいながら直登して登りついたのがK1ピーク。
感動的な景色を期待していましたが、ガスで視界ゼロ。(^_^;)
・・・しかも、ピーク表示板がない。Orz
なので写真割愛。

視界ゼロにつき、GPSで慎重にピーク確認をするが、間違いなくK1であることを確認。
ちなみに今回、Junkjewelさんが持参されたGPSはオレゴン300
私のVistaTreckに比べるといかにも新世代と言う感じでタッチスクリーンが非常に使いやすく
画面も大きくて、大変羨ましかったです。

(つづく)

2010/09/18

霞沢岳(1)

連休の前半、霞沢岳に行ってきました。

メンバーは3人、私といつものL氏と、名古屋からjunkjewelさんです。
マッタリ楽しもうね~という企画でしたが。。。(^_^;)

土曜日朝、上高地で待ち合わせ。
今回はバスに乗り遅れたため乗り合いタクシーを使いましたが、
タクシーだと4人でバスの往復割引チケットと同額、つまり1000円で、
しかもすごく早いので(途中、バスを追い抜いていく)、なかなか良かったです。

6時半、上高地BT着。
junkjewelさんと再会。

もう少し早く着いていればマイミク山友達がワンサカ居たようです。w

6:47 歩き始め。
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いまいちお天気よくありません。

7:43 徳本峠分岐
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橋を渡り
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雪崩の後を通過し
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お、天気良くなってきた!?
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最後の水場で水を汲み、
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15分ほどで分岐を経てすぐに小屋に出ます。
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秋の気配♪
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小屋は新築!今年再オープンです。
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少し順序は逆になりますが、小屋のご紹介です♪

新トイレ♪
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トイレの帰り、小屋横からテラスをみる。
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古い小屋ももちろんあります。
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テラス♪
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中の様子
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中の様子。泊まりたい!!(この日は満員)
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小屋から45秒で見晴らし台。
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あいにく、雲が穂先に。
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早速テントを設営し、霞沢岳に向かいます。
翌日の天気がこの時点では悪そうだったので、
今日中に保険で登ってしまおう、ということになったのでした。
時刻は10時半、速足で行けば余裕で戻ってこれる、、、
そういうつもりでした。(続く)